下関市で雛人形・五月人形を心安らかに処分する方法
雛人形や五月人形はいざ処分を考えると心情的に簡単ではありませんよね。しかし安心してください。正しい知識の元、適切に処分してあげれば何も問題ありません。
このページでは下関市において、雛人形・五月人形を処分する方法を解説しています。実家のお片付けをするときや、どうしようか悩んでいる方は参考にしていただくとうれしいです。
人形供養はする?しない?
人形を処分する際に最も気になるのが「そのまま捨てるとバチが当たるかも」ということではないでしょうか? 人形供養をしたほうがいいのか、しなくてもよいのか悩みどころですよね。
結論から言いますと、思い入れが強いなら供養をしてください。反対にすでに思い入れが薄らいでいるのでしたら供養は必要ありません。供養は必ずしないといけないものではなく、あなたが決めてしまってよいのです。
ただ、弊社としては供養を行うことをおすすめします。
決して脅すわけではないのですが、以前弊社をご利用いただいたお客様に「供養せず処分したら悪いことが立て続いた」というご相談をいただいたことがあります。このときは仏壇だったのですが、人間というのはなにか悪いことが立て続いてしまうと正体不明の「なにか」のせいにしてしまいがちなのです。
その悪いことはたまたま立て続いただけかもしれません。本当にバチが当たったのかもしれません。しかし真相はわからないのです。そのようなことに悩まされるくらいなら、ちゃんと供養をして正しく処分しておいたほうが良いのではないでしょうか?
あなたが「そんなものは全く信じていない」というのであれば供養せず処分してしまって大丈夫です。なんとなく気持ち悪い、怖いと思う方は供養を前提に処分を検討しましょう。
供養自体は最寄りの神社に持ち込み、「お祓いをしていただく」「古札納所に納める」方法があります。この方法がもっともおすすめですが、お祓いをしてもらう際には数千円の初穂料が必要となります。お寺で供養してもらうこともできます。お寺に持っていく方法ですと、お布施(5000円~10000円程度)をお渡し供養をしていただきます。
その他、人形の供養処分に対応した業者にダンボールで送る場合は8,800円(供養、処分まで含めて)となっています。
雛人形・五月人形は売ることができるの?

供養をする・しないにしても捨てるくらいなら売りたいとお考えの方もいらっしゃると思います。ひな人形は売れるのでしょうか? 結論から言えばかなり厳しいです。
雛人形・五月人形は古来よりお守り(災厄の身代わりになってくれる)としての側面があります。お守りを中古で買う人はいないと思いますし、事実中古市場でも雛人形・五月人形は人気がありません。そのためリサイクルショップの多くでは買取の対象外としています。
アンティークとしての価値があるもの以外は、売るのではなく処分を前提に検討していただいたほうがいいでしょう。
ジモティーなどの無料掲示板に出品し、無料でもらってくれる人を募る方法であれば可能性はあります。上記のようなことを気にしない、趣味で集めている方の目に留まれば処分量をかけずに手放すことができるかもしれません。一つの方法として覚えておいていただければと思います。
雛人形・五月人形の処分方法は3つ
それでは下関市における雛人形・五月人形の処分方法を解説していきます。おすすめとしては上記でお伝えしたように神社やお寺に納め、供養していただくのが良いですが、ご自身で処分をする方は参考にしてください。
自分で処分する
リユースできなければ処分を検討します。まずは自分で処分する方法です。もっとも簡単な方法が下関市の指定ゴミ袋でゴミステーションに捨てる方法です。利用するうえで重要なのが分別です。人形や飾り棚など可燃物は燃えるゴミ袋へ。金属、ガラス、陶器、電気コードなど不燃物は燃えないゴミ袋で処分しましょう。
- 1袋10kg以内
- はみ出さない
- 袋が破れていない
- 口が縛ってある
以上のことを守っておけば、ゴミステーションで大丈夫です。
クリーンセンターに持ち込む
次に紹介するのがご自身でクリーンセンターに持ち込む方法です。この方法ですと車が必要となりますが、あなたのタイミングで処分が可能です。利用できる施設は以下の通り。
施設名 | 所在地 | 可燃 | 不燃 | 備考 |
クリーンセンター響 | 山口県下関市豊浦町大字宇賀3528-12 | ○ | ○ | 粗大ごみも可能 |
吉母管理場 | 山口県下関市大字吉母字舟頭332-1 | × | ○ | 電池は不可 |
奥山工場 | 山口県下関市大字井田字桑木378 | ○ | × | 古紙などの資源ごみは不可 |
※受付日:月曜日から金曜日まで(祝日も持込可能) 、土日、年末年始休館
※受付時間:8時15分から16時まで
クリーンセンター響:083-776-0321
吉母管理場:083-286-2803
奥山工場:083-257-5311
- 受付(身分証明証、車検証の提示)
- 車ごと計量
- 誘導に従いゴミを下ろす
- 再計量
- 支払い
粗大ごみとして出す
クリーンセンターの利用が難しい場合は下関市の戸別回収(粗大ゴミ回収)を利用すると良いでしょう。利用条件としてはゴミ袋に入らない大きさである、10㎏以上の重量があるものは戸別回収の対象となります。利用手順は以下の通り。
- 粗大ごみ等受付センター(083-254-5380)に電話で申込み、もしくはネット申込み
- 処理券は、100円券・300円券・500円券(組み合わせて利用可能)
- 粗大ごみにステッカーを貼り、収集日の午前8時30分までに指定場所に出す
粗大ごみ処理券はコンビニやドラッグストアで販売されています。
雛人形・五月人形(大きさで料金が異なるため問い合わせた上で処理券を購入してください) | 100円~700円 |
雛人形・五月人形はそのまま出すことはできません。可燃物と不燃物を分別したうえで、ゴミ袋に入らない大きさのゴミが戸別回収の対象となります。例えば、大きなガラスケース、長い飾り棚などです。ゴミ袋に入る大きさのものは分別したうえでゴミステーションに出しましょう。
人形供養・処分に対応した業者を利用する
供養の手配が難しかったり、処分そのものが忍びないというかたは、供養から処分まで一括で任せることができる仏壇供養処分業者をを利用すると良いでしょう。雛人形や五月人形にも対応しており、段ボールで送るだけで供養から処分ができます。
まとめ
いざ処分するとなると悩む雛人形・五月人形の処分方法について解説してきました。もっともおすすめの方法は神社・お寺で供養したうえでお焚き上げをしていただくことです。こうしておけば心安らかにお人形を手放すことができます。
処分する際には下関市では、分別してゴミ袋で出す、クリーンセンターに持ち込む、業者に依頼するから選んで処分してください。この情報があなたのお役に立てたなら幸いです。
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