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遺品整理では遺品を供養(魂抜き)したほうがいいの?

遺品整理の際によくいただく質問が「これは供養したほうがいいんですか?」というものです。例えば、故人が愛用していたメガネや腕時計などよく聞かれます。こういった遺品は供養したほうがいいんでしょうか?このページではこのような疑問にお答えしていきます。

 

遺品の供養はするべき?

 

まずは結論から。基本的に遺品の供養は必要ありません。しかし、そのまま捨てるのは偲びない、なんだか怖い、これまでお世話になったんだからちゃんと供養したい、とお考えなら供養するべきです。

 

理由は非常に明確です。なにか不幸なことが立て続いたとき、後悔することがないようにするためです。以前、仏壇の供養をしなかった方のエピソードを紹介したので、そのページをご覧いただくとわかりやすいです。

 

仏壇処分の際に魂抜きは必要?お布施相場は?

 

ページを移動するのが面倒な方のために簡単に説明しますと、この方は仏壇を供養せずに処分を行ったところ、怪我や仕事でのミスが立て続いたそうです。これは仏壇を粗末に扱ったからバチが当たったのだ、と大変後悔されていました。

 

遺品の供養も同じことが言えます。遺品を供養しなかったことで、罰や祟りがあたるのかは誰にもわからないことです。しかし、供養さえしておけば、なにか悪いことが立て続いても、ご先祖様のせいにしなくてすみます。

 

また、供養は大げさなことを行うわけでもなく、その際に莫大なお金がかかることもないのです。数万円の出費で今後の人生の心持ちが楽になるなら、しておいたほうがいいよね。ということなのです。迷っているくらいなら、ぜひ供養してあげてください。

 

裏を返せば、絶対に後悔しない!という信念がある方は供養せずに処分していただいていいと思います。結局のところ、本人様の気持ちが一番です。供養しなければならない、ということはありませんので安心してください。

 

これまで供養した遺品一覧

 

では、具体的にどのような遺品を供養したほうがいいのか解説していきます。供養するものは基本的にあなたが決めていただいて結構です。といっても、目安がある方が考えやすいと思いましたので、弊社がこれまで供養を依頼された遺品を一覧にしてみました。

 

形見類 写真・アルバム・腕時計・鏡・衣類・布団・メガネ・櫛・ハンコ・携帯電話・スマホ・パソコン
思いのこもった品 雛人形・五月人形・日本人形・鎧兜・鯉のぼり・ぬいぐるみ・西洋人形・水晶
仏具、神具類 仏壇・仏具(お輪、ろうそく立てなど)・遺影・仏像・過去帳・位牌・神棚・お札

 

もちろんこれをすべて供養してください、ということではありません。遺品整理をする中で、故人を思い起こされる品、故人が大切にしていた品など、これはぜひ供養したいと思うもののみで大丈夫です。

 

実際に供養するには

供養したい遺品があった場合、次の3つの方法で供養していただくと良いでしょう。

 

1,菩提寺にお願いする

昔からお世話になっているお寺を菩提寺といいます。お墓や納骨堂を管理していただいているお寺のことです。この菩提寺がある方はそこの住職様に遺品の供養をお願いすると間違いありません。むしろ、まずは菩提寺に相談するべきだと思います。

 

菩提寺の住職様には故人も大変お世話になってきたはずです。そういった方に供養をしていただくのが安心です。お寺様も快く対応してくださるはずですので、まずは菩提寺に相談するようにしてください。

 

供養の際にはお布施が必要です。地域によって異なりますが、おおよそ2~3万円程度が相場となっているようです。金額で迷ってしまう場合は、直接住職様に聞いても失礼には当たりません。初めてのことで相場がわからないことをお伝えすると、親切に教えていただけます。

 

2,僧侶派遣サービスを利用する

遠くに引っ越している場合や、お寺そのものに馴染みがない方は、その場限りの供養をしてくださる僧侶派遣サービスを利用する方法もあります。こちらは料金が明確なため、お布施で悩む必要はありません。また、依頼したからと言って今後もお付き合いしないといけないこともなく、気軽に供養を依頼できます。一つの手段としてお伝えしておきます。

 

3,供養代行業者を利用する

 

最後はご自身で供養を手配するのではなく、弊社のような遺品整理や供養の代行をしている業者に任せる方法です。忙しく遺品整理に時間をかけられない方は非常に多いです。また、物量があまりにも多く、自分たちではどうしようもない遺品整理のお手伝いをしてきました。

 

その中のサービスの一環として遺品の供養と処分を請け負っています。遺品整理の際に供養品を預かることも、ダンボールで弊社までお送りいただき供養することもできます。詳しくは弊社仏壇供養ページをご覧いただくとわかりやすいと思います。

 

まとめ

ここでは遺品整理の際に気がかりな、「遺品の供養」に関しての疑問にお答えしてきました。お悩みは解決しましたか?

 

遺品の供養は基本的に不要です。でも、ちょっとでも気になるなら行っておくと間違いありません。供養自体はそう難しいことではないため、ぜひ行ってあげてください。

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