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引っ越しで仏壇を処分するなら「早めの準備」が重要

引越し先に仏壇を置くスペースがなく処分を検討している方は多くなっています。その際に重要なのが「早めの準備」です。弊社のような仏壇処分業者にすべてお任せいただく場合は何も考えないでいいですが、自分で処分する予定の方はすぐにでも準備を始めてください。

 

ここでは引っ越しの際に、スムーズに仏壇の処分をするために注意したいポイントについてまとめています。どうぞ最後までお付き合いください。

 

仏壇処分は準備が大切

 

冒頭にもありますが、引っ越しの際の仏壇処分は早めの準備が重要となります。ここでいう準備とは、

 

  • 僧侶の手配
  • 処分方法の選定

 

大きくこの2つを決めておくことを指します。

 

たったこれだけ?とお思いになられたかもしれませんが、普段しないことはなかなかスムーズに手配できないものです。それぞれポイントを解説していきますので参考にしてください。

 

お坊様を招くには1週間以上前から予約を

 

仏壇を処分するにあたって「魂抜き(たましいぬき)」を行います。魂抜きは仏壇を礼拝の対象からただの家具に戻す法要のことで、「性根抜き(しょうねぬき)」「閉眼供養(へいげんくよう)」とも言います。

 

この魂抜きは菩提寺(昔からお世話になっているお寺)のお坊様にお経をあげていただくのが一般的です。ここで注意したいのがお坊様の予定です。普段馴染みがないお坊様ですが、お寺によっては非常に忙しくされています。そのため最低でも1週間以上前から、できれば1ヶ月前から魂抜きの予約をしておきたいところです。

 

弊社をご利用になったお客様から聞きましたが、「2ヶ月先まで予定が入っている」と断られた方もいらっしゃいます。引っ越しの期限が決まっているなら、できるだけ早く手配するに越したことはありません。早め早めの準備を心がけておきましょう。

 

また、魂抜きに来ていただくにあたり、お布施が必要となります。お布施とは法要を行っていただいた謝礼と考えておくと間違いありません。魂抜きにおけるお布施の相場は2~3万円です。これについて詳しく解説しているページもあるため時間がある方はご覧ください。

 

仏壇処分の際に魂抜きは必要?お布施相場は?

 

もしあなたに相談できる菩提寺がないようでしたら、今ではお坊様の派遣サービスもあるためそちらを利用するのも一つの手段です。お坊様派遣サービスはその場限りの法要を行うサービスです。利用したからといって檀家としてお付き合いする必要もないことから、宗教に馴染みのない方にも気軽に利用できるメリットがあります。

 

どちらの方法でも問題ありませんが、まずは菩提寺の有無を調べることから始めましょう。

 

処分方法の選定

 

供養(魂抜き)が終わりますと、仏壇はただの家具となるため処分ができるようになります。このときに確認しておきたいのが、地域のゴミ出しルールです。これはめちゃくちゃ重要です。自分で処分するなら次の2つの方法で処分ができますので、あなたがどのように処分したいのか決めておきましょう。

 

  • クリーンセンターに持ち込む
  • 粗大ゴミ回収を利用する

 

【クリーンセンターに持ち込む】

クリーンセンターとは地域の最終処分場のことになります。ここは地域から出るゴミを引き取ってくれる施設のこと。ご自身で持ち込む必要があるため、運び出しや運搬をしなくてはいけませんが、安価に処分ができる有用な施設です。

 

どこにあるのかわからない方は「地域名 + 自己搬入」と検索してみてください。

 

クリーンセンターは普段利用しない人が多いと思うので補足しておくと、予約が必要なクリーンセンターと、予約不要のクリーンセンターがあります。従ってクリーンセンターに持ち込む予定の方は、予約が必要なのかどうか、開いている日時などを事前に調べておく必要があります。引越しゴミを一緒に持ち込んでも良いと思います。

 

【粗大ゴミ回収を利用する】

持ち込みが難しい方は自治体の粗大ゴミ回収を利用する方法もあります。こちらはほとんどの場合予約制になっています。電話やネットから予約をし、必要な粗大ゴミステッカーを購入することで回収してもらえるシステムです。

 

ただし、自治体の粗大ゴミ回収は週に2度回収しているところもあれば、年に4回しか回収してないところもあります。自治体により大きくルールが異なるため、粗大ゴミ回収を利用するなら早めにルールを把握しておきましょう。

 

※1、クリーンセンターや粗大ゴミ回収は自治体が運営しているので融通が効きにくいです。というか効きません。引っ越し期限が決まっており、その期限内で対応するには、やはり早めにルールを把握してできる範囲で利用しましょう。

 

※2、自治体によってはクリーンセンターや粗大ゴミ回収において、仏壇は対象外という地域もあります。例えば弊社の対応エリアですと、佐賀市や下関市などです。このような地域は以下で紹介する業者に依頼する方法のみとなります。

 

お寺でお焚き上げはNG?

地域やお寺様にもよりますが、以前は供養後にそのまま引き取ってもらいお焚き上げ(炎で浄化する法要)をしていただけてました。しかし、近年では消防法の改正によりお寺でのお焚き上げが難しくなっています。(仏壇はできないが仏具や遺品ならOKというところもあります)供養をお願いするお寺様にお焚き上げはされているのか聞いてみることをおすすめします。

 

仏壇処分業者に全て任せても良い

 

ご自身で処分が難しい場合には仏壇処分に対応した業者に依頼すると手間がかかりません。例えば仏壇を購入した仏具店や、弊社のような仏壇の供養処分業者など利用する方法です。こうした業者に依頼するメリットとして、「引取」「一時保管」「供養」「処分」のすべてを任せることができる点があげられます。

 

どうしても引っ越しの期限上、ご自身で手配が難しいという方はいらっしゃいます。時間はあったとしても、協力者がいないため運び出しができないという方も珍しくありません。

 

また、ご自身で供養、処分する場合でも「お布施3万円+粗大ごみ回収費1000円=31,000円」程度のお金がかかります。弊社の平均でいいますと3~5万円程度が多いことから、ご自身で手配しても業者に依頼しても極端に変わるわけではありません。そのためすべてお任せできる業者を選ぶ人も多くなってきました。

 

【仏壇はそのままで大丈夫です】

仏壇供養処分

 

【仏具も回収しております】

仏具供養処分

 

【ご希望であれば神棚・お札も回収します】

神棚、御札供養処分

 

自分で処分が難しいという方以外にも、「なんだか怖い」と言った理由で利用される方もいらっしゃいます。単純に自分では難しいと判断した場合にご相談いただければと思います。

 

仏壇供養処分はアークサービスへ

 

いずれの方法を取るにせよ、お坊様の予約と同時に粗大ゴミの捨て方も理解しておくことは重要なことです。これが把握できていないと、そもそも捨てることができません。わからないようであれば地域の生活環境課に問い合わせてみることをおすすめします。

 

まとめ

ここでは引越し時に置ける仏壇処分の注意点について解説してきました。

 

ポイントは「お坊様の予約」と「粗大ゴミの捨て方を調べておくこと」です。簡単そうですが、意外と時間がかかることがあるのです。特に節約のために自治体のサービスで処分する方は、早め早めの準備を心がけてください。

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