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台所にある神棚を正しく処分するには?費用相場も教えてほしい

遺品整理の現場において、「これってなんの神様ですか」という質問をいただきます。見てみると、台所に祀ってある「荒神様」のことでした。親御さんが氏神様や荒神様をお祀りされていても、その息子さんや娘さんは無関心であることは珍しくありません。ただ、とはいってもそのまま処分するのはバチが当たりそうということでご相談をいただきます。

 

そこでこのページでは、台所に祀ってある神棚は何なのか、正しく処分するにはどうすればよいのかを解説していきます。これから遺品整理を控えている方のお役に立てると嬉しいです。

 

台所にある神棚は荒神様を祀っている

 

台所の高いところにお祀りしてある神棚は、荒神(こうじん)様をお祀りしてあることが多いです。荒神様は三宝荒神(さんぽうこうじん)様、三宝さんとも呼ばれています。また、荒神様を祀る棚を「荒神棚」とも呼びます。火と台所の神様として信仰されており、火災や盗難などの災厄から守っていただき、家内安全を祈願するものです。

 

新しいお宅では見かけなくなりましたが、歴史ある家庭の台所には小さなお社が祀ってあり、荒神様の御札が入っていることがあります。荒神様の御札の見分け方は、御札に「火」や「竈(かまど)」の文字が入っていると荒神様の御札の可能性が高いです。

 

余談になりますが、九州では熊本県が荒神様をお祀りしているお宅が多いようです。

 

処分方法は一般的な神棚と同じ

では荒神様を祀る神棚はどのように処分するのがいいのでしょうか。神棚を継承できない方は、以下の方法で処分を検討してください。ただしく処分すればバチは当たりませんのでご安心ください。

 

神社にお焚き上げしていただく

 

もっともおすすめの方法が、ご自身で神社に持ち込み、お焚き上げ(ご焼納)していただくことです。多くの神社では荒神様の神棚以外にも、お札やお守り、人形なども引き取り、炎による浄火を行っていただけます。

 

お札やお守りは古札納所に納めるだけで良いですが、神棚は受付を行い、初穂料(料金)を納めた上でお焚きあげを行っていただきます。

 

初穂料の相場ですが、さまざまな神社に問い合わせたところ5,000円~お気持ちで、と言われるところが多いです。また、初穂料が決まっているところもあれば、お賽銭箱にお気持ちを入れていただくだけでいいですよ、という神社もあります。利用する神社がお決まりなら、事前にルールを尋ねておくと良いかもしれません。

 

神棚処分に対応した業者に依頼する

ご自身で神社に持ち込みが難しいようなら、神棚の処分に対応した業者に依頼するのも良いでしょう。こうした業者では、出張引取、ご供養、処分まで全て行ってくれます。荒神様の神棚ももちろん大丈夫です。(↓は一般的な神棚)

 

 

極端に大きくないのであれば、ダンボールに入れて郵送も可能です。料金も8,000円からと初穂料と同じくらいの料金で済みます。遺品整理の際に一緒に引き取ってもらいたい、時間が取れずすべておまかせしたい、といった方には、特にデメリットのないおすすめの方法です。

 

地域のルールに従って処分する

最後に紹介するのは、「供養せずそのまま処分する」方法です。ここまで「お祓い(ご供養)をした上で処分する方法」をお伝えしてきましたが、あくまでも「できることならやったほうが後々気持ちが楽ですよ」ということなのです。

 

実はお祓いやご供養は必ずしないといけないことではありません。あなたが「全く気にならない」というのであれば、地域のルールに従って処分してしまっても問題ありません。

 

神棚の処分方法は地域ごとに異なります。わからない場合は役所に問い合わせ、適切に処分するようにしてください。

 

地域によっては、仏壇や神棚など供養を必要とするものは回収していないところもあります。厳しいところだとろうそく立てなどの仏具すら回収していませんので、まずは役所に問い合わせるのが良いでしょう。

 

まとめ

ここでは台所に祀ってある神棚の正体と、その処分方法を解説してきました。先述したように、お祓いや供養は絶対にしないといけないわけではありません。ただ、あなたに時間の余裕があるのなら、これまで見守ってくださった荒神様をしっかり供養した上で手放してください。

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