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佐賀市で神棚・お札を正しく処分する方法と費用相場

このページでは佐賀市内で神棚・お札を心安らかに処分する方法をお伝えしています。遺品整理や実家の片付けでは、これまで神棚にあまり関心がなかった方が片付けをしないといけない場面があります。そんな方のお役に立てると嬉しいです。まずは結論からお伝えしておきます。

 

  • 神社でご祈祷→お焚き上げしてもらう
  • 買い替えの際に引き取ってもらう
  • 神棚回収業者を利用する

 

この3つの方法があります。詳しく見ていきましょう。

 

神棚を神社に持ち込む(佐賀市の神社も紹介)

 

一番良い方法は神社に納め、お焚きあげをしていただくことです。やはり神様を祀っている神棚は、神社にお願いするのと間違いありません。佐賀市の神社を3つ紹介しておきますので参考にされてください。

 

佐嘉神社

佐賀鍋島藩10代直正、11代直大藩主を祀る神社で、佐賀市では大変人気のある神社です。1月1日午前0時に行われる「カノン砲祝砲神事」を見に来る参拝者も多いです。佐嘉神社も神棚のお焚きあげをしていただけます。佐嘉神社にお願いするときは神棚を持ち込みます。社務所にて受付が行われていますので、このときに初穂料を納めます。初穂料は特に決められておらず「お気持ち」をお包みしましょう。相場がわからない方のためにお焚き上げで一番多い金額をお伝えしますと、3000円~5000円あたりが一番多いようです。佐嘉神社は神棚はもちろん、陶器製の神具も引き取っていただけます。(佐嘉神社 佐賀県佐賀市松原2-10-43)

 

 

新北神社

秋に新北神社で行われる、三重の獅子舞は重要無形文化財に指定されており、毎年多くの方が参拝される神社です。徐福手植えと云われる御神木「ビャクシン」があることでも有名です。新北神社では神棚のお焚き上げは対応されていますが、陶器やガラス類は受け付けていないとのことでした。初穂料については佐嘉神社と同じくお気持ちをいただいていますとのこと。いくらくらい納める方が多いですか?と訪ねたところ3000円が多いです。とのことでした。(新北神社 佐賀県佐賀市諸富町為重1073)

 

 

與止日女神社(よどひめじんじゃ)

神功皇后の妹君とされている「與止日女命(よどひめのみこと)」をお祀りしている神社です。川上狭の近くにあり、3月~5月に催される春祭りではたくさんの鯉のぼりが川上狭の上を泳ぎます。これを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。與止日女神社も持ち込みすることでお焚きあげをしていただけます。こちらも初穂料はお気持ちで大丈夫です。とのことで、お賽銭を入れていただくだけでもいいですよ。とのこと。神具も一緒にお預かりいただけます。お札は古札納所に入れておきましょう(與止日女神社 佐賀県佐賀市大和町大字川上1)

 

 

神社ではどんなことをするの?

せっかくなので神社ではどのようなことが行われているのか「へぇ~」程度にご覧ください。

 

ご祈祷

神職の方が祝詞を上げ神様に祈りを捧げます。神棚の処分の際には祈願報賽(きがんほうさい)が行われます。祈願報賽というのは「これまでありがとうございました」と感謝を伝える祈祷です。いわゆる「お礼参り」を行います。

 

 

御札返納

1年間お世話になった御札やお守りを神社に返納します。あなたも初詣のときに御札やお守りを神社の古札納所に収めたことがありませんか?古札納所にたまった御札は後日お焚き上げされます。

 

お焚き上げ

お焚き上げというのは炎により浄化する神事になります。イメージとしては↓のような感じです。

 

 

御札だけではなく神棚も最終的にはお焚きあげされることになります。

 

ちなみにご祈祷やお焚き上げの際に立ち会いはしなくても良いです。ただ、祝詞をあげるさいに個人名や会社名を読むことになるため、受付の際に名前の記入が必須となっています。

 

そもそもご祈祷はしないといけないの?

あなたが気になるのは「絶対に祈祷してもらわないといけないのか?」ということではないでしょうか。この質問は特に多いため、今回この記事を作成するに当たり、佐嘉神社、與止日女神社などに直接問い合わせました。他にも数社問い合わせてみましたが、やはりご祈祷を行いお焚きあげをするのが良いと思いますよ。という回答でした。しかし中には、どうしても気になるならお焚き上げも行っていますが、何もせずそのまま処分して良いと回答される神社もありました。

最終的にはあなたの気持ちが一番大事とのことで、お焚きあげをすることで心が休まるならするべきですし、何も気にならないならそのまま処分してください、ということなのです。ただ、神棚や御札をそのまま処分することに抵抗がある方が多いのは事実です。あなたが良くても、身内の方で「そんな罰当たりなことはできない」と考える方がいるならお焚き上げまでしていただくと良いと思います。ちなみに、「神棚を古札納所に入れてお賽銭を入れていただければお焚き上げしておきます」という神社もあり、厳格なルールはないとお考えください。

 

 

神棚を購入した店に引き取ってもらう

 

最近では神棚を継承する際に、実家の仰々しい神棚をコンパクトなものに買い替える方が増えています。このケースですと購入した店舗で引き取っていただけることが多いです。

 

ただ、引取りは可能だがお祓いはお客様の方でお願いします、と言われるところもあるため、どこまでしていただけるのか事前に確認した上で利用してください。

 

また、通販で購入する方もいらっしゃると思います。その場合多くは引き取りには対応していませんので、ご自身で神社でお焚き上げしていただくか、以下で紹介する業者などを利用すると良いでしょう。

 

神棚処分に対応した業者に依頼する

 

仏壇や神棚の処分に対応した業者を利用する手もあります。このような業者を利用するメリットとして、

 

    • 処分だけしたいときに利用できる
    • 郵送で供養と処分ができる
    • 出張引き取りにも対応している
    • 遺品整理もお願いできる

 

という点が挙げられます。利用料金も(税抜)8,000円からと特別高額でもありません。しかもこの料金には供養(ご祈祷)~処分の料金まで含まれているので比較的利用しやすいでしょう。どうしてもご自身で神社に持っていきたい、という方以外は特にデメリットのない方法だと思います。

 

また、遺品整理を同時にお願いした場合では、神棚処分がさらに安くなったり、無料になったりします。このあたりは業者ごとに違うため事前にしっかりと見積をとって利用してください。

 

ゴミ袋で捨てることはできるの?

 

上述しておりましたが、神棚はお祓いをせず処分することができるものです。そのため解体してゴミ袋で捨てる方もいらっしゃいます。しかし、佐賀市においてはこれができないとお考え下さい。というのも、佐賀市では一般的に供養やお祓いが必要とされる「仏壇」「位牌」「仏像」「神棚」「お札」などはゴミとして回収していないからなのです。

 

これについて佐賀市役所の環境部に問い合わせたところ、「佐賀市では仏壇や神棚は回収しておりません。仏具や神具等は仏具店や専門業者に依頼していただくようご案内しております」との回答をいただきました。また、「たとえ供養していただいていたとしても、それをこちらで確かめるすべがないため、一律民間業者にご相談いただくようにしています」とのことなのです。

 

したがって佐賀市内ではゴミ袋で捨てることも、処分場に持ち込むことも一切できないとお考えください。

 

佐賀市で仏壇・位牌・仏像の供養処分

 

まとめ

ここでは佐賀市内で神棚を心安らかに処分する方法をお伝えしてきました。基本的にはご自身で神社にお焚き上げをお願いしに行くことをおすすめします。あなたが最後まで責任を持って供養いたしましょう。

 

しかし、どうしてもご自身で処分が難しい場合は、専門業者に依頼すると間違いありません。

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