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長崎市で神棚・お札を正しく処分する方法と費用相場

実家の片付けや遺品整理で処遇に困るのが神棚です。そのまま継承するのであれば問題ありませんが、置く場所がない、継承するつもりがないなどの理由で処分を検討する方は少なくありません。

 

とはいえ神棚を処分するとなると気持ちの良いものではありませんし、罰当たりな気がしますよね。しかし安心してください。正しい手順で処分すれば大丈夫です。ここでは長崎市で神棚を処分する方法を解説しています。

 

まずはざっくり結論から。

 

  • 神社でご祈祷→お焚き上げしてもらう
  • 買い替えの際に引き取ってもらう
  • 自分で処分する

 

この3つの方法があります。詳しく見ていきましょう。

 

長崎市の神社に持ち込む

 

もっともおすすめの方法が神社へ持ち込みお祓いをしていただくことです。ご自身で持ち込む必要があるため手間はかかりますが、この方法が最も信頼でき、あなたも安心ではないでしょうか。ここでは神棚のお祓いをしてくれる神社を3社紹介しておきますので参考にしてください。

 

鎮西大社 諏訪神社

「おすわさん」の愛称で親しまれている氏神様で、日本三大まつりの「長崎くんち」が行われる神社です。諏訪神社でもお祓いを受け付けられています。お祓いを受けるに当たり受付で初穂料を納めるのですが、特に決められておらず「お気持ちで結構です」とのことでした。目安をお聞きしたところ大きめの神棚で3,000円程度お納めいただく方が多いとのことでした。ちなみに不燃物(陶器など)は受け付けておられませんので持ち込まないようにしてください。(鎮西大社 諏訪神社 長崎市上西山町18-15)

 

 

八坂神社

八坂神社は素戔嗚尊(すさのおのみこと)、奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)、八幡大神(やはたのおおかみ)、大山咋大神(おおやまくいのおおかみ)をお祀りしている神社です。こちらでお祓いを受ける場合は5,000円の初穂料となります。お祓いは行わずお焚き上げのみの場合は3,000円の初穂料を納めます。諏訪神社と同じく不燃物は受け付けていないそうです。また、神棚を持ち込む際には予約をお願いしますとのことでした。(八坂神社 長崎市鍛冶屋町8−53)

 

 

 

山王神社

山王神社は一本柱鳥居、被爆くすのきがあり、戦争の恐ろしさを今も伝える神社です。こちらではお焚き上げのみでしたら無料でお預かりしておられるようです。お祓いまでお願いする場合は5,000円程度の初穂料を納めていただく形になります。不燃物はやはりNGで、陶器類はご自身で処分をお願いしていますとのことでした。(山王神社 長崎市坂本2丁目6−56)

 

 

御札については、各神社に設置されている「古札納所」に納め、お賽銭を入れて奉納しましょう。後日、お焚きあげしていただけます。

 

神社ではどんなことをするの?

せっかくなので神社ではどのようなことが行われているのか「へぇ~」程度にご覧ください。

 

ご祈祷

神職の方が祝詞を上げ神様に祈りを捧げます。神棚の処分の際には祈願報賽(きがんほうさい)が行われます。祈願報賽というのは「これまでありがとうございました」と感謝を伝える祈祷です。いわゆる「お礼参り」を行います。

 

 

御札返納

1年間お世話になった御札やお守りを神社に返納します。あなたも初詣のときに御札やお守りを神社の古札納所に収めたことがありませんか?古札納所にたまった御札は後日お焚き上げされます。

 

お焚き上げ

お焚き上げというのは炎により浄化する神事になります。イメージとしては↓のような感じです。

 

 

御札だけではなく神棚も最終的にはお焚きあげされることになります。

 

ちなみにご祈祷やお焚き上げの際に立ち会いはしなくても良いです。ただ、祝詞をあげるさいに個人名や会社名を読むことになるため、受付の際に名前の記入が必須となっています。

 

そもそもご祈祷はしないといけないの?

あなたが気になるのは「絶対に祈祷してもらわないといけないのか?」ということではないでしょうか。この質問は特に多いため、今回この記事を作成するに当たり、様々な神社に問い合わせたところ、やはりご祈祷を行いお焚きあげをするのが良いと思いますよ。という回答でした。しかし中には、どうしても気になるならお焚き上げも行っていますが、何もせずそのまま処分して良いと回答される神社もありました。

最終的にはあなたの気持ちが一番大事とのことで、お焚きあげをすることで心が休まるならするべきですし、何も気にならないならそのまま処分してください、ということなのです。ただ、神棚や御札をそのまま処分することに抵抗がある方が多いのは事実です。あなたが良くても、身内の方で「そんな罰当たりなことはできない」と考える方がいるならお焚き上げまでしていただくと良いと思います。ちなみに、「神棚を古札納所に入れてお賽銭を入れていただければお焚き上げしておきます」という神社もあり、厳格なルールはないとお考えください。

 

 

神棚を購入した店に引き取ってもらう

 

最近では神棚を継承する際に、実家の仰々しい神棚をコンパクトなものに買い替える方が増えています。このケースですと購入した店舗で引き取っていただけることが多いです。

 

ただ、引取りは可能だがお祓いはお客様の方でお願いします、と言われるところもあるため、どこまでしていただけるのか事前に確認した上で利用してください。

 

また、通販で購入する方もいらっしゃると思います。その場合多くは引き取りには対応していませんので、ご自身で神社でお焚き上げしていただきましょう。

 

神棚を自分で処分する

 

 

神棚は自分で処分する事もできます。燃やせるゴミ袋に入る大きさまで解体し、定期収集で回収してもらいましょう。口がしばれるくらいの大きさにし、袋が破れないようにしておきましょう。

 

もしくは処分場に持ち込むこともできます。解体が難しい、大きい等の場合は以下の施設に持ち込みましょう。

 

東工場 長崎市戸石町34-2 燃やせるゴミ
西工場 長崎市神ノ島3丁目526-23 燃やせるゴミ
三京クリーンランド 長崎市三京町43-4

燃やせないゴミ

資源ごみ

 

神棚は木製ですので東工場・西工場のいずれかに持ち込み事になります。処分料金は10kgごとに62.8円となります。注意点としては、上記施設を利用する前に、「一般廃棄物処理申請書」を記入し、搬入券を交付してもらわないといけない点です。窓口はいかに一覧にしているので、最寄りの窓口を利用して下さい。

 

搬入券交付窓口

廃棄物対策課(市役所別館4階) 中央地域センター 小ヶ倉地域センター 小榊地域センター 西浦上地域センター 滑石地域センター 福田地域センター(西部地区事務所) 茂木地域センター 式見地域センター 日見地域センター 東長崎地域センター(戸石地区事務所、古賀地区事務所) 土井首地域センター 深堀地域センター 香焼地域センター 伊王島地域センター 野母崎地域センター 三和地域センター 三重地域センター 外海地域センター(黒崎事務所、池島事務所) 琴海地域センター(長浦事務所)

 

長崎市自己搬入

 

粗大ゴミとして出す

ご自身で持ち込むことが難しい方は、長崎市の粗大ゴミ回収サービスを利用しても良いでしょう。利用にあたっては、地域により対応業者が違うため、長崎市の粗大ゴミの出し方で確認していただき、直接申し込むことになります。例えば旧長崎地区にお住まいの方なら、「クリーンながさき」に問い合わせる、といった流れになります。

 

収集には粗大ゴミステッカーが必要です。銀行か郵便局で購入し、収集日に神棚に貼り付けて出しておきます。料金は以下の通り。

 

●長さ1m以下かつ重さ30kg以下 1個につき 523円

●長さ1m超2m未満又は30kg超60kg未満 1個につき1,047円

 

わからない場合は対応業者に直接尋ねると間違いありません。注意点は、基本的に対応業者は部屋に入っての収集はしておらず、ご自身で指定の場所に出しておく必要があるということです。怪我にはくれぐれも注意して運び出しください。

 

まとめ

ここでは長崎市における神棚の正しい処分方法について解説してきました。やはり一番いいのは神社に持ち込みお祓いをしていただく方法です。ご自身で処分するなどの方法があります。あなたに一番あった方法をお選びください。

 

※弊社では神棚のお焚き上げは行っておりません。

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