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大分市で神棚・お札を正しく処分する方法と費用相場

実家のお片付けや遺品整理で処遇に困るのが神棚です。実家を相続したものの自分ではお世話ができない、無宗教だから手放したいなどのご相談をいただきます。そこで大分市における神棚・お札の正しい処分方法を紹介したいと思います。適切に処分すればバチは当たりません。まずは結論から。

 

  • 神社でご祈祷→お焚き上げしてもらう
  • 買い替えの際に引き取ってもらう
  • 自分で処分する

 

この3つの方法があります。詳しく見ていきましょう。

 

大分市の神社に持ち込む

 

一番良い方法は神社に納め、お焚きあげをしていただくことです。やはり神様を祀っている神棚は、神社にお願いするのと間違いありません。どの神社にお願いしていいのかわからない方は以下で大分市の神社を紹介していますので参考にしてください。

 

大分県護国神社

梅と桜の名所として知られており、毎年多くの参拝者が訪れる大分県護国神社。巨大な絵馬、破魔弓、熊手などの縁起物が飾られることでも有名な神社です。大分県護国神社でもお祓い、お焚き上げはされています。方法としては2つあり、一つは古札納所に納めてお賽銭を入れる方法、もう一つはお祓いの受付を行い、本人様と一緒にお祓いをする方法です。こちらは初穂料として5,000円お納めします。(大分県護国神社 大分県大分市牧1371)

 

 

 

豐後國一之宮 西寒多神社

大分県唯一の大社であり、最も格式の高い一之宮である西寒多(ささむた)神社。境内に藤の花が広がっており、5月には藤棚を目当てに訪れる人が多いです。西寒多神社でもお焚き上げはされております。ただし、1mを超えるような大きな神棚は受け付けていないとのことでした。また、古札納所に収めるのではなく、受付を行いお預かりする形になります。その際、初穂料として3,000円をお納めします。(豐後國一之宮 西寒多神社 大分県大分市寒田1644)

 

 

春日神社

県内有数の古社である春日神社は8,000坪という広大な境内に竹武甕槌命(たけみかづちのみこと)、経津主命(ふつぬしのみこと)、天津児屋根命(あまつこやねのみこと)、姫大神(ひめおおかみ)の四神をお祀りしている神社です。春日神社でももちろん神棚のお焚き上げをされています。その際の初穂料ですが、「特にいただいてないのでお賽銭をお気持ち入れてください」とのことでした。(「春日神社 大分県大分市勢家町4-6-87)

 

 

いずれの神社でも陶器やガラス類の持ち込みには対応されていません。不燃物としてご自宅で処理してください。また、御札については、各神社に設置されている「古札納所」に納め、お賽銭を入れて奉納しましょう。後日、お焚きあげしていただけます。

 

神社ではどんなことをするの?

せっかくなので神社ではどのようなことが行われているのか「へぇ~」程度にご覧ください。

 

ご祈祷

神職の方が祝詞を上げ神様に祈りを捧げます。神棚の処分の際には祈願報賽(きがんほうさい)が行われます。祈願報賽というのは「これまでありがとうございました」と感謝を伝える祈祷です。いわゆる「お礼参り」を行います。

 

 

御札返納

1年間お世話になった御札やお守りを神社に返納します。あなたも初詣のときに御札やお守りを神社の古札納所に収めたことがありませんか?古札納所にたまった御札は後日お焚き上げされます。

 

お焚き上げ

お焚き上げというのは炎により浄化する神事になります。イメージとしては↓のような感じです。

 

 

御札だけではなく神棚も最終的にはお焚きあげされることになります。

 

ちなみにご祈祷やお焚き上げの際に立ち会いはしなくても良いです。ただ、祝詞をあげるさいに個人名や会社名を読むことになるため、受付の際に名前の記入が必須となっています。

 

そもそもご祈祷はしないといけないの?

あなたが気になるのは「絶対に祈祷してもらわないといけないのか?」ということではないでしょうか。この質問は特に多いため、今回この記事を作成するに当たり、様々な神社に問い合わせたところ、やはりご祈祷を行いお焚きあげをするのが良いと思いますよ。という回答でした。しかし中には、どうしても気になるならお焚き上げも行っていますが、何もせずそのまま処分して良いと回答される神社もありました。

最終的にはあなたの気持ちが一番大事とのことで、お焚きあげをすることで心が休まるならするべきですし、何も気にならないならそのまま処分してください、ということなのです。ただ、神棚や御札をそのまま処分することに抵抗がある方が多いのは事実です。あなたが良くても、身内の方で「そんな罰当たりなことはできない」と考える方がいるならお焚き上げまでしていただくと良いと思います。ちなみに、「神棚を古札納所に入れてお賽銭を入れていただければお焚き上げしておきます」という神社もあり、厳格なルールはないとお考えください。

 

 

神棚を購入した店に引き取ってもらう

 

最近では神棚を継承する際に、実家の仰々しい神棚をコンパクトなものに買い替える方が増えています。このケースですと購入した店舗で引き取っていただけることが多いです。

 

ただ、引取りは可能だがお祓いはお客様の方でお願いします、と言われるところもあるため、どこまでしていただけるのか事前に確認した上で利用してください。

 

また、通販で購入する方もいらっしゃると思います。その場合多くは引き取りには対応していませんので、ご自身で神社で持ち込みお焚き上げしていただきましょう。

 

神棚を自分で処分する

 

これまでお世話になった感謝の気持ちでお祓いをしていただくのが一番ですが、まったく宗教や神事に興味がない方はそのまま処分しても法律上は問題ありません。その際、大分市のゴミ出しルールに従って処分を行いましょう。大きな神棚はゴミ袋では処分できないため、以下の方法を検討していただくとよいでしょう。

 

清掃センターに持ち込む

いわゆる処分場にご自身で持ち込む方法です。大分市内の方は以下の施設を利用できます。

 

佐野清掃センター 大分市大字佐野3400番地の10 (097)593-4047
福宗環境センター 大分市大字福宗618番地 (097)588-0113

 

処分手数料も10kgごとに35円と非常に安価です。ただし、神棚は一目で神棚とわからないよう解体する必要があります。解体、分別したうえで清掃センターに持ち込みましょう。

 

粗大ゴミとして出す

粗大ゴミとして戸別回収してもらう方法もあります。回収は以下の事業所に電話し、予約をした上で回収してもらう流れになります。(料金1,960円~)

 

  • 東部清掃事業所 電話 097-523-0322
  • 西部清掃事業所 電話 097-541-5473
  • 佐賀関支所 電話097-575-1122(佐賀関地区)
  • 由布大分環境衛生組合 電話 097-583-0862(野津原地区)

 

戸別回収でも解体が必須となっています。板状になるまで解体し、回収日当日に指定の場所まで運び出しましょう。

 

まとめ

大分市内における神棚・お札の処分方法を解説してきましたが参考になりましたか?

 

神棚は正しい知識の元処分すれば大丈夫です。できることなら神社まで持ち込みお焚き上げを行いましょう。それが難しいようなら、ご自身で処分するなどの方法で処分するようにしてください。

 

※弊社では神棚のお焚き上げは行っておりません。

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