汚部屋の片付けでやる気がでない!?やる気を出す3つの方法
投稿日:2024年6月17日 | 最終更新日:2024年11月11日
部屋が散らかっていると、どこから片付けていいかわからず、ついついやる気を失ってしまうことってありますよね😥 でも大丈夫!この記事では、そんなあなたにぴったりなやる気を引き出す3つの方法を紹介します🌟一緒にスッキリした部屋を目指しましょう✨
Table of Contents
汚部屋の状態とやる気低下の原因
汚部屋に住むことが続くと、気持ちがどんどん沈んでしまう経験をしたことがあるかもしれません。ここでは、汚部屋の状態がやる気の低下にどのように影響するかを探っていきます。
やる気とは
やる気は、何かを行うための気持ちの準備や意欲を指します。これが高まると、やらなければならないことへの取り組みがスムーズになります。やる気には外的要因と内的要因があり、例えば目標が明確であることや達成感を感じることが重要です。やる気が出ると、普段なら億劫になる作業も楽に感じることが多くなります。
やる気が出ない心理はなに?
わかっているけどどうしても出ないのがやる気。なぜやる気が出にくいのでしょうか。
やる気が出にくいのは、多くの場合心理的な原因が多いようです。
例えば汚部屋にいると、無意識にストレスが溜まり、物事に対する意欲が減少します。散らかっている環境は混乱や不安を呼び起こし、集中力も低下させます。特に汚部屋は見た目も乱雑で、何がどこにあるのか、片づけないといけないな、もう嫌だなど余計なことを考えてしまい頭が疲れてしまいます。
また、達成感や自己効力感が低下することも原因の一つです。目の前が散らかった部屋だと、「どうせ片付けてもまた汚れる」といった無力感に囚われやすく、そもそもやる気が出ません。
そして、生活リズムの乱れも影響大です。規則正しい生活ができないと、体内時計が乱れ、やる気を出すためのエネルギーも不足しがちになります。
このように、汚部屋で片付けにやる気が出ないというのはよくあることなのです。
やる気を引き出すための3つの方法
部屋が散らかっていると、何をする気も起きなくなることがよくあります。そんな時にやる気を引き出すための3つの方法を紹介します。これらの方法を試せば、今すぐにでも片付けを始めたくなるはずです!
とりあえず片付けを始める(作業興奮)
やり始める前は億劫だったとしても、いざやり始めると止まらなくなるといった経験はないでしょうか。例えば、「仕事を始めるまでは億劫だったが、やり始めるといつの間にか集中していた」という経験は誰にでもあると思います。
人は嫌々始めたことでも、身体を動かしているうちに「やる気」が出てきて、集中して物事に取り組めるようになります。これを「作業興奮」と呼びます。片付けを始めるときはこの作業興奮を利用すると良いです。
多くの人がなかなか行動ができないのは、やる気が出てから行動しようとするからです。そうではなく、「無理やり始めることでやる気が出てくる」と考えることが重要です。
つまり、強制的にやる気を出してしまうのです。これができるようになると、頭ではわかっていても行動できないという悩みを解決することができます。
最初はやる気が出なくても、手を動かし始めれば次第にその作業に集中できるようになります。これには特別な準備も必要ありません。例えば、テーブルの上に散らばっている雑誌を一冊しまう、靴下を一足片付けるといった、小さなことで良いのです。
しかし、行動したからといってすぐにやる気が出てくるわけではありません。実際の例として、次のようなことは良くあります。
ある女性の依頼で片付けにいったときの話です。その部屋は、ゴミは散乱しており足の踏み場もない状態でしたが、人形やぬいぐるみなど女性らしい趣味のものがたくさんある部屋でした。
このとき、「一緒に片づけをしたい」と希望があったので、一緒に作業を行うことになりました。そのなかで、少々ぬいぐるみが多すぎるように感じたため、次のような提案をしました。
「ぬいぐるみが多すぎると意外と部屋のスペースをとられます。これを機会に少しでも処分してみませんか」このようにご提案しました。
すると依頼主様は、「すみません。ぬいぐるみは全て持っておきたいのです」と言われました。弊社では、依頼主様が快適に生活していただけるようになるためのご提案はしますが、依頼主様の気持ちが一番大切です。そのため、これ以上の提案は控えていました。
その後も、依頼主様と雑談をしながらテキパキと作業を進めていきます。依頼主様も作業を進めていくうちにやる気が出てきて、どんどんと作業ペースが上がっていきます。
見えなかった床が表れ、これまで窮屈な生活をしていた部屋に余裕が生まれてきます。このように部屋がきれいになってくると、気持ちにも変化が現れてきます。
弊社のスタッフと片付けをしていた依頼主様は、「なんだか片付けが楽しくなってきました」と心境の変化を語ってくださいました。このように、身体を動かしているうちにやる気が出てきて、作業自体が「楽しくなった」ということはよくあります。
また、他にも心境の変化が見られました。それは、「全て残しておきたい」と言われていたぬいぐるみを処分する決断をされたことです。
「捨てる」、「残す」という選択と決断を繰り返すうちに、判断能力は飛躍的に上がります。これまで捨てることができなかったものでも、嘘のように捨てることができるようになります。これも作業興奮の効果の一つです。
やる気は出るのを待つのではなく、無理やり出してしまう、のように意識を変えていただくとよいでしょう。
片付いた部屋を想像する
次に「片付いた部屋を想像する」ことです。目を閉じて、自分が理想とするきれいな部屋を具体的に思い描いてみてください。片付けが終わった後の気持ちよさ、爽快感をイメージすると、やる気が湧いてきます。
そのイメージを脳に焼き付けることで、「こんな風に部屋がきれいになりたい!」という強いモチベーションが生まれます。また、実際に片付けが進んでいくと、そのイメージに近づいていくことが目に見えてに確認でき、さらなるやる気につながります。
片づけた後のご褒美を用意しておく
最後に、「片づけた後のご褒美を用意しておく」ことです。人は誰しも何かを達成した後に得られる報酬によって動機づけられることがあります。
片付けが終わった後に楽しむことができるお気に入りのスイーツや、ゆっくり過ごす時間など、自分にとってちょっとした贅沢をご褒美として設定しておくのです。
そのご褒美が待っていると思えば、やる気がぐっと高まります。これは「報酬系」という脳のシステムをうまく活用した方法で、やる気を引き出すのに非常に効果的です。
方法 | 手順 | 効果 |
---|---|---|
とりあえず片付けを始める | 簡単な場所から手を動かす | 作業興奮でやる気が出る |
片付いた部屋を想像する | 理想の部屋を具体的に思い描く | モチベーションが上がる |
片づけた後のご褒美を用意する | ご褒美を決めておく | 報酬系が働きやる気が出る |
以上の3つの方法を試してみてください。これらの方法を活用すれば、きっとやる気が湧いてきて、汚部屋もきれいになるでしょう。
そして、片付いた部屋で過ごす心地よさを実感してください。楽しく続けていれば、自然ときれいな部屋を維持する習慣が身につくはずです。
実践!汚部屋片付けのステップ
片付けが苦手な人も、いざ始めると意外と簡単に部屋を綺麗に保つことができます。このセクションでは、具体的なやり方を紹介します。まずは簡単な場所から始め、次に分類と整理のコツを学び、最後にその状態をどう維持するかについて説明します。
簡単な場所から始める
片付けを始めるときは、まず最初に簡単な場所から取り掛かることが成功の秘訣です。例えば、テーブルの上や、洗面台などはすぐに整理できる場所です。
これらを片付けることで、達成感が得られ、次の片付けへのモチベーションが高まります。また、片付ける場所を小分けにして、一つ一つクリアしていくことで、大きな仕事も小さな達成感の積み重ねになるのです。以下は具体的なステップです:
- 1つのスペースに焦点を当てる(例:テーブル上)
- その場所にあるものを全部一度取り出す
- 必要なものと不要なものを分ける
- 不要なものはすぐにゴミ袋に入れる
- 必要なものを元の場所に戻す
こうすることで、「とりあえずここだけ」という感覚で片付けを始めることができ、負担に感じにくくなります。
分類と整理のコツ
片付けの次のステップは、分類と整理です。この時点では、すべてのものを適切なカテゴリーに分けることが重要です。例えば、「書類」、「服」、「文房具」などです。適切な分類を行うことで、物が見つかりやすくなり、日々の生活もスムーズになります。分類のコツは:
- 一度に多くのことをやろうとしない
- 同じカテゴリーのものを集める
- それぞれのカテゴリごとに、使う頻度や必要度でさらに分ける
- 定位置を作る:毎日使うものは手の届きやすい場所へ
- ラベルを付ける:どこに何があるか一目瞭然にする
分類が終わったら、次に物をしまう方法を考えます。収納ボックスや引き出しを使い、それぞれのカテゴリーに分けて収納しましょう。
また、使わないものに関しては思い切って処分することも必要です。自分が必要なもの、使うものだけを残すことで、部屋全体がすっきりとします。
維持するための日常の習慣
片付けが終わった後、これを維持するための日常の習慣が重要です。せっかく綺麗にした部屋も、すぐにまた散らかってしまっては意味がありません。毎日の少しの努力で、その清潔な状態を保つことができます。日常の習慣には以下のようなものがあります:
- 使ったものは元の場所に戻す
- 毎日の短い時間(5-10分)を片付けタイムにする
- 週末に大掃除の時間を設ける
- 「物を増やさない」心掛けを持つ
- 定期的に要らないものをチェックし、処分する
例えば、寝る前に5分だけ片付けの時間を取ることで、部屋の乱れが少しずつリセットされます。また、物を増やさないためには、買う前に本当に必要かどうかをよく考える習慣を持つと良いでしょう。定期的な見直しも重要です。不要なものが溜まってくる前に、適時処分することで、部屋を清潔に保つことができます
。
このように、簡単な場所から始め、分類と整理をし、そして日常の習慣を取り入れることで、汚部屋から抜け出し、快適な生活を取り戻すことができます。まずは、一歩ずつ進めてみましょう!
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