ゴミ屋敷化したレオパレス!退去前の必読ガイド
投稿日:2024年6月15日 | 最終更新日:2024年6月22日
レオパレスで部屋をゴミ屋敷にしてしまって依頼する方は非常に多いです。でも気持ちはわかります。レオパレスは初めての一人暮らしや一時的な入居の方も多く、ゴミの出し方がわからなかったり、つい片付けを後回しにしてしまいがちです。
ただレオパレスを退去するときにはゴミ屋敷のままでは当然退去できません。ここではなぜゴミ屋敷化しやすいのか、退去するための片付け方法やポイントについて解説していきます。
Table of Contents
レオパレスとは
レオパレスは、株式会社レオパレス21が運営している賃貸アパート事業のブランド名です。主に若いサラリーマンや学生、一人暮らしのユーザーに向けて、家具家電付きの便利な賃貸物件を提供しています。
全国にわたり、多種多様な物件が存在することから、一時的な転勤や引っ越しにも非常に便利な選択肢として知られています。インターネットを活用した契約手続きがスムーズで、簡便さを追求したサービスが特徴です。
また、通常の賃貸契約だと最低契約期間があり、これを違反すると違約金が発生するといったデメリットがありますが、レオパレスは1日単位で細かく契約できるため、そのようなサービスを求める方にとっては利便性が高いです。
レオパレスでゴミ屋敷化する原因
レオパレスに住むことになった際に、多くの人が直面する問題の一つがゴミ屋敷化です。その原因はさまざまですが、次のような理由が挙げられます。
一時的な入居の場合ゴミ出しルールを把握していない
短期間だけ住む予定の人や、出張や単身赴任でレオパレスを利用する人は、地域のゴミ出しルールを十分に把握していないことが多いです。
そして、ゴミをどう処理していいかわからず、部屋にゴミがたまってしまうことがあります。特に燃えるゴミの日やプラスチック、資源ゴミの日などの細かいルールを知らないと、ゴミが溜まる一方です。
一人暮らしが初めてで片付け方がわからない
一人暮らしを始めたばかりの若者や学生は、これまで実家で家事をしてこなかった人も多く、掃除や片付けの方法がわからないことがあります。
初めての一人暮らしでは、ゴミの分類方法や効率的な掃除の仕方がわからずに、つい後回しにしてしまうことが多く、ゴミが溜まりがちです。
生活が不規則でゴミ出しに間に合わない
シフトワークをしている人や長時間働く人は、生活が不規則になりやすいです。そのため、ゴミ出しの日や時間に起きていないこともあり、ゴミを出せないことが多いです。
また、夜遅く帰宅して疲れ果てていると、ゴミを出すことを忘れてしまうこともあります。これが続くと、あっという間に部屋がゴミでいっぱいになってしまいます。
出来合いのものを買いがちでゴミが増えやすい
忙しい生活の中で、料理をする時間がないためスーパーやコンビニで出来合いのものを買う人が多いです。これらの食品はパッケージが多く、その分ゴミも増えやすいです。
例えば、弁当やお惣菜のプラスチック容器、ペットボトルや缶ジュースなどが主な原因です。食事の度に出るゴミが増えると、ゴミ袋もすぐいっぱいになりますし、頻繁にゴミを出さなければなりません。
以上の四つの原因が、レオパレスでゴミ屋敷化する主な理由です。これらを理解し、自分の生活スタイルに合わせた工夫をすることで、ゴミ屋敷になることを防ぐことができます。
例えば、ゴミ出しルールをしっかり確認してカレンダーに記入したり、片付けのコツを学んだりすることが大切です。また、不規則な生活を送るなら、コンビニの袋を有効活用してこまめにゴミをまとめる習慣を身につけると良いでしょう。
レオパレスを片付けるときの注意点
レオパレスを退去する際には、片付けに際していくつかの注意点があります。ここでは、住まいをきれいに保ちながら、トラブルを避けるための具体的なポイントについて詳しく解説します。
原状回復義務がある
レオパレスを退去する際には、契約時に取り決められた「原状回復義務」を果たす必要があります。これは、入居時の状態に戻すことを求めるものであり、具体的には壁紙の剥がれや床の汚れ、家具の配置を元に戻すことが含まれます。
例えば、壁にポスターを貼った跡や、家具を移動したことでできた傷がある場合、自ら修復しなければなりません。また、ペットを飼育していた場合、その痕跡がないように徹底的に掃除を行う必要があります。
ゴミを取り除いて掃除まで行う
上記に付随して退去する際には、部屋の中のゴミをすべて取り除き、さらに掃除を行うことが求められます。特にキッチンやバスルームの清掃は重要であり、油汚れやカビなどを徹底的に除去することが必要です。
ゴミを放置して退去すると、後々清掃費用を請求される場合があります。ゴミの分別も必ず守り、指定された方法で処分するよう配慮しましょう。
備え付けのものまで処分しない
レオパレスでは、部屋に備え付けの家具や家電が最初から用意されています。これらの家具家電は契約期間中に使用できるものであり、退去時にはすべて元の状態に戻した状態で引き渡す必要があります。
例えば、備え付けのベッドや机、椅子、エアコンなどは部屋の一部と見なされるため、それらを勝手に処分してはいけません。処分してしまうと、その費用を請求される可能性があります。
重度の汚損や破損がある場合は管理会社に報告
部屋の状態をチェックする際に、重度の汚損や破損が見つかった場合は、速やかに管理会社に報告しなければなりません。
例えば、壁に大きな穴が開いている、フローリングに深い傷がついている、水漏れが発生しているなどの問題がある場合、自己判断で修理を行うのではなく、すべて管理会社に報告してその指示を仰ぎましょう。
これにより、後々のトラブルを防ぎ、スムーズに退去手続きを進めることができます。
自力が難しいなら片付け業者を利用する
ただ、大量にあるゴミを一人で片づけなければならない場合は初めから業者を利用したほうが良いでしょう。ゴミ屋敷の片付けは思っている以上に時間と体力がかかります。途中までは片づけられても心が折れてしまったという方を何人も見てきました。絶対に自分で片づけるという方以外は業者の利用を検討しましょう。
これらの注意点を守ることで、レオパレスの退去手続きを円滑に進めることができ、トラブルを避けることができます。しっかりとした準備と確認を行い、気持ちよく新しい生活を始めましょう。
退去後の手続きと確認事項
レオパレスから退去する際には、手続きや確認事項がいくつかあります。これらをきちんと行うことで、次の居住者にも迷惑をかけず、自身もトラブルを避けることができます。以下に、具体的な手続きと確認事項を説明します。
最終チェックリスト
退去前には、最終チェックリストを作成し、全ての項目を確認することが重要です。以下は主な確認項目です。
- 全ての部屋の清掃
- ゴミの全ての撤去
- 備え付け家電・家具の動作確認
- 照明の確認
- 窓やドアの施錠確認
これらの項目を一つ一つ丁寧に確認することで、退去時に管理会社からの指摘を受けるリスクを減らすことができます。
レオパレスへの報告と鍵の返却
退去する日には、レオパレス側に報告を行い、鍵を返却する必要があります。その際、以下の流れを参考にしてください。
- 管理会社への電話連絡
- 鍵の返却方法の確認(郵送または対面)
- 郵送返却の場合は封入手順を確認
鍵の返却が遅れると、追加料金が発生する可能性がありますので早めに対応しましょう。
退去後のトラブル対策と注意点
退去後にトラブルが発生しないよう、以下の注意点を守りましょう。
- 退去前に原状回復義務を果たす
- 退去後に電話やメールで連絡が来ることがあるので注意
- 管理会社とのやり取りは記録を残す
万が一トラブルが発生した場合は、契約書を再確認し、必要に応じて専門家に相談することが有効です。
以上の確認事項を守ることで、スムーズな退去が可能となります。きちんとした手続きを踏むことで、自分自身の信頼も築くことができ、次の居住先での生活も安心して始めることができます。