投稿日：2024年4月20日 | 最終更新日：2024年7月28日

このページでは福岡市にお住まいの方が安心してスプレー缶・カセットボンベを処分する方法をお伝えしています。

片付けの仕事をしていると面倒で中身が入ったままのスプレー缶やカセットボンベをゴミ袋に入れていらっしゃる方を見受けます。

これ、とっても危ないのでやめください。

こうすれば捨てるのは簡単ですがゴミ収集車の火災の原因となっており大変危険です。実際に福岡でも起こっています。

→ごみ収集車発火、後絶たず　ガス、スプレー缶が原因　田川市

こういった事故が起こらないようスプレー缶・カセットボンベの適切な処分方法をお伝えしていきますのでご覧ください。

スプレー缶・カセットボンベをリユースする

まず考えたいのがスプレー缶・カセットボンベのリユースです。

福岡市でリサイクル店にもっていくならリサイクルマートやハードオフ。ネットで売るならメルカリ・ヤフーオークション・ジモティーなどが候補に挙がります。

そもそもスプレー缶・カセットボンベを買取してくれるのか疑問になると思いましたので実際にリサイクルマートさんに尋ねてみました。

「買取はしております。ただし新品未使用のものに限ります」

とのことでした。殺虫剤、化粧品、消臭剤、カセットボンベなど含めて新品未使用であれば買取可能だとのこと。もちろんなんでもというわけにはいきませんので一度持ち込んでみるとよいでしょう。

ネットやフリマアプリで売る方法なら中古でも売れることがあります。もちろんその旨を伝えたうえで交渉するようにしましょう。

もしくはジモティーでもらってくれる人を探すのもいいかと思います。無料で出品して着払いにする、取りに来てもらうなどの方法であればお金にはなりませんが無料で処分ができます。

カラーボックス・収納ボックスをごみ袋で捨てる

すでに使い切っている、リユースする暇もないということでしたら福岡市のゴミ袋で捨てる方法があります。

ゴミ袋でスプレー缶・カセットボンベを捨てるときは中身を空にしないといけません。これを怠ると冒頭で紹介した記事のように火災事故になる可能性があります。

手順としては缶を振ってシャカシャカ、チャプチャプと音が鳴ったら中身が残っている証拠。中身が入っているならガスを抜きます。現在製造されているスプレー缶にはガス抜きキャップが採用されています。↓

平らな場所でビニール袋（飛散防止）の中に新聞紙などを敷き、その上にキャップを置く。缶を逆さにしてノズルをキャップのくぼみに押し当てる。噴出音がなくなるまで押し続ける。これで完了です。

スプレー缶によっては爪楊枝を使用するものやコインを使用するものなどがありますので使用方法を確認してガス抜きをしてください。その際には風通しの良い屋外で近隣住人の迷惑ならない場所で行いましょう。

カセットボンベはガス抜きキャップがついていません。そのため使い切ること前提です。カセットコンロにはガスを使いきるための装置（ヒートパネル）がついているため火が消えるまで使えばガスは抜けています。

もし使い切ることが難しい場合はビニール袋に新聞やタオルを入れて飛散に注意しながらガス抜きします。固い地面にノズルを押し当てて音がなくなるまで押し続けてください。もちろん屋外で行ってくださいね。

ガスが抜けたスプレー缶・カセットボンベは福岡市の燃えないゴミ袋で不燃物の日に回収してもらいましょう。

スプレー缶・カセットボンベを処分場に持ち込む

直接処分場に持ち込む方法もあります。詳しい手順は以下の通り。

搬入できる施設は以下の通りです。

●燃えるゴミ

※スプレー缶・カセットボンベは粗大ごみには分類されないため戸別回収には対応していません。

不用品回収業者を利用する

ご自身では処分が難しい、すべてお任せしたいという方は片付け業者を利用するとよいでしょう。行政サービスと比べると割高であるデメリットはあるものの、希望の日時に作業してくれ、引き取りから処分まですべて行ってくれるので非常に便利です。

他にも不用品がたくさんある、一気に部屋を片付けたいといった場合にも対応できますので、時間がない方などは業者の利用を検討してみてはいかがでしょうか？

まとめ

ここでは福岡市におけるスプレー缶・カセットボンベの処分方法をお伝えしてきました。

スプレー缶・カセットボンベの処分で一番の困りごとはガス抜きです。中身がたくさん入っているときは時間もかかりますし、本数が多ければいやになるかもしれません。

ただ火災事故を発生させないために必要な作業であることをご理解いただきガス抜きを頑張ってください。

この情報があなたのお役に立てたなら幸いです。