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福岡市でペットボトルを適切に捨てる方法

投稿日:2024年7月2日 | 最終更新日:2024年10月21日

 

ここでは福岡市におけるペットボトルの捨て方を解説しています。

 

ペットボトルは燃えるゴミで出していいの?

キャップやラベルは外すべき?

中身が入っている場合はどうしたらいい?

 

などの疑問を解決します。どうぞご覧ください。

 

 

ペットボトルはリサイクルが前提

ご存じの方も多いかもしれませんが、ペットボトルはリサイクル法の対象となっています。そのため燃えるゴミとして出すことはできません。

 

ペットボトルはポリエステルという素材からできており、非常に加工しやすく安価なため、飲み物の容器や調味料の容器などに使われています。このポリエステルがリサイクル可能なのです。

 

回収されたペットボトルは選別・洗浄されたうえで、細かく裁断された「フレーク」にしたり、フレークに加熱処理した「ペレット」にしたりして、ペットボトルや卵のパックなどに生まれ変わります。

 

このようにペットボトルはリサイクルすることで、ゴミの排出量を減らし環境への悪影響を少なくすることができます。

 

しかも日本のリサイクル率は88.5%と、世界でもトップクラスのリサイクル率を誇ります。今後もゴミ削減のためにペットボトルのリサイクルは当たり前になりそうです。

 

 

ペットボトルを判別するには

上述しているようにペットボトルはポリエステルからできた容器のことを指します。それ以外にもプラスチックでできた調味料の容器などもありますよね。正直パッと見ただけではわかりません。

 

そんな時はラベルに記載されている以下のマークを確認しましょう。

 

ペットボトル プラスチック

 

このマークを確認してペットボトルはペットボトルとしてリサイクル。プラスチックは燃えるゴミとして処分、もしくはプラスチックとしてリサイクルを行いましょう。

 

 

キャップやラベルは外すべき?中身が入っているときは?

ペットボトルを処分する際、「キャップ、ラベル」は外すことが推奨されています。中身も空にして出さないといけません。

 

適切な処分方法は以下の通り。

 

  1. ペットボトルを空にする
  2. 軽くすすぐ
  3. キャップとラベルを外す
  4. 軽くつぶす

 

手間がかかるように見えますが、慣れてしまうとなんてことありません。

 

なぜこのような手順を踏むかというと、スムーズにリサイクルができるようにするためなのです。

 

実は回収されたペットボトルは異物がないか人の目と手作業で選別されています。異物とは、キャップやラベルの他にも、中身が入ったまま、たばこの吸い殻、汚れがひどいものなどを指します。

 

大量のペットボトルを人の手で選別するわけですから当然見落としも出てきます。そうなると適切なリサイクルができなくなるのです。

 

少しでも作業員さんの負担を減らすためにも、キャップやラベルは外す、軽く水洗いするなどのお手伝いをしてあげてください。

 

 

ペットボトルをゴミ袋で捨てる

さて、ここまでしていただいた後は「空きびん・ペットボトル用」のゴミ袋で捨てることができます。

 

 

 

この黄色のゴミ袋ですね。

 

ただし、工作で使用した切れ込みがあるものや、マジックなどで着色されたものはリサイクルに向いていません。こちらは燃えるゴミ袋で捨てる形になるので注意してください。

 

出す際には口がしっかり縛ってあることを確認の上、指定の日に、指定の場所に出すようにしましょう。

 

 

資源物回収ボックスを利用する

福岡市では指定ゴミ袋で捨てる以外にも処分する方法があります。それが資源物回収ボックスを利用することです。

 

資源物回収ボックスは市内9か所の公共施設に設置してあるボックスです。場所や利用時間は以下の通り。

 

【設置場所】

東・城南・早良・西区役所
西部・入部出張所
博多・南市民センター
中央体育館

 

【利用時間】
毎日 9時~17時
※年末年始(12/29~1/3)は休み

 

【無料回収できるもの】
①古紙(新聞・段ボール・雑がみ)
②紙パック
③飲料用の空き缶(アルミ、スチール)
④空きびん
⑤ペットボトル
⑥白色トレイ
⑦蛍光管
⑧乾電池・加熱式たばこ・電子たばこ

 

ペットボトルの他にも古紙や空き缶なども無料でだせるため便利なサービスです。ゴミ袋代の節約にもなりますし、ゴミの削減にもつながるので大いに活用したいところです。

 

 

大量のペットボトルなら業者に依頼する

もし自分では手に負えないほどのペットボトルがある場合は業者を利用して一気に片づける方法もあります。

 

普段からマメに出していると負担はありませんが、これが大量にたまってくるととても大変です。キャップやラベルを外すのもそうですが、中身が入っていると出すのに時間もかかります。

 

そのような面倒な作業を丸投げできる業者は非常に便利です。ただし料金がかかるため自分でできそうなら頑張って処理しましょう。

 

どうしても難しい場合はいつでもお問い合わせください。

 



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