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片付けの習慣を身につけて、常にきれいな部屋を維持する

片付けが苦手な方の多くは、一時的に部屋を片付けたとしてもこれを継続できないことが多いです。そのため、時間と共にまた散らかり始めます。

 

片付けや掃除は日々行うことであり、常にきれいな部屋を保つためには、片付けを習慣的に行うことが重要になります。ただ、片付けが苦手な方にとって習慣化することは簡単ではありません。

 

きれいな部屋を維持したいと思いつつも、なかなか実行することができなかったことを考えると良くわかると思います。

 

新しい習慣を作るには、適切なステップが必要です。そのステップの第一歩として、習慣とはどのようなものかを理解する必要があります。

 

※この記事はめちゃくちゃ長いです

 

習慣とは

日常的に使用している習慣という言葉があります。それでは、そもそも習慣とは何者でしょうか。習慣とは、「自動化した行動」のことです。

 

例えば、歯磨きがあります。特に意識していなくても、朝起きて出勤するまでの間にいつの間にか歯磨きをしていると思います。これは、子供のころから歯磨きをしていたことで勝手に身体が動いているからです。

 

このとき歯磨きをすることに苦痛を感じる人はいないと思います。いつもと同じ行動をいつもと同じ時間にしているため、そこに苦痛は生まれません。

 

なぜなら、その人にとって歯磨きは当たり前の行動だからです。そして、これが習慣と呼ばれるものになります。あなたも無意識に毎日行っている習慣があると思います。それでは、なぜこのようなことが起こるのでしょうか?

 

それは、毎日同じ動作を繰り返すことで脳に太い神経回路が形成され、情報の伝達がスムーズに行われるようになるためです。一度神経回路が形成されると、「これはいつもの行動だ」と脳が勘違いしてしまいます。この脳が勘違いした状態が習慣なのです。

 

最新の研究では、「人間の行動の95%は無意識に操られている」といわれています。このことからも、人間は習慣により形成された生き物であると言えそうです。

 

この習慣の力を利用して、片付けができるようになるとどれだけ楽でしょうか。自分にとって当たり前の行動なので、無理をすることなくきれいな部屋を維持することができます。

 

習慣の力はとても便利ですが、ここで注意しなければならないことがあります。それは、行動の良し悪しに関わらず、継続された行動は習慣化してしまうことです。

 

例えば、タバコがあります。百害あって一利なしといわれているように身体に悪い習慣です。しかし、多くの人がやめたいと思っていても、一度タバコが習慣になってしまうと簡単にはやめられません。

 

その他、間食をしてしまう人がいます。健康やダイエットのためにはやめるべきだとわかっていても、これまでの間食をしてきた習慣である時間になるとお腹が空いてくる「気」がしてしまいます。

 

このように、脳は行動の良し悪しを区別しません。その結果、習慣は諸刃の剣になることがあるのです。

 

現在片付けが苦手な方は、このマイナスの習慣が身についてしまっている状態です。つまり、「片付けをしない習慣」が身についてしまっているといえます。したがって、この「片付けをしない習慣」を「片付けをする習慣」に変えることが綺麗な部屋を維持するために必要な事になります。

 

このようなことをいうと、「そのくらいわかっている」といいだす人がいます。しかし、頭で理解することができていても、実際には行動に移せていないことが多いです。このことからも習慣を変えることがいかに難しいのかわかると思います。

 

習慣化の心構え

習慣を変えることは簡単なことではありません。きれいな部屋を維持したいと思いつつも、これまでどうしてもできなかったことを考えると良く理解できるはずです。

 

それでは、どのようなことに注意しながら新しい習慣を身につけていけばよいでしょうか。

 

まず大前提に、習慣化するには時間がかかるということを理解しておく必要があります。一日や二日で習慣というものは身につきません。なぜこのようなことを知る必要があるかというと、人は成果を感じることができないと理想と現実のギャップにより諦めてしまいうからです。

 

しかし、新しい習慣を身につけることが簡単ではないことを知り、さらに時間がかかることを理解した上で取り組むと簡単に諦めたりはしません。そして、この新しい行動を脳が「いつもの行動」と認識してしまえば後は簡単です。歯磨きと同じような感覚で片づけができるようになります。

 

確かに習慣になるまではとても大変です。ただ、一度「片付けをする習慣」を身につけてしまえば、その後の生活は劇的に快適になります。このような心構えで取り組んでください。そしてもう一点、重要な心構えがあります。それは、「言い訳をしないこと」です。

 

片付けを習慣化するには、片付けが習慣になるまで続けなければなりません。当たり前のことですが、これ以外に方法はありません。そのため、日々の努力がとても重要です。

 

しかし、多くの人はさまざまな言い訳をしてしまい、途中で諦めてしまいます。例えば、「仕事が忙しくて今日はできなかった」「つい忘れてしまう」などです。

 

あと少しの努力で快適な部屋を手にすることができたにもかかわらず、このような言い訳をしてしまい投げ出してしまってはいつまでたっても片付けられない悩みから開放されることはありません。

 

新しい習慣を身につけることは簡単ではないことを知り、言い訳をせず片付けが習慣になるまで取り組む、これを意識することで片付けの習慣が身につきます。

 

習慣は糸のようなものです。1本では弱い糸でも、毎日撚り合わせていくことで太くて丈夫な糸になります。いつもの行動の積み重ねが、切れることのない強靭な習慣を作っていくのです。

 

片付けの習慣化を目指す前に

ここまで、「習慣とはどのようなものか」、そして「片付けを習慣にするための心構え」について解説してきました。これから片付けを習慣にしたい方はこのことを意識して取り組んでください。

 

ただ、その前に、絶対にクリアしておかなければならないことがあります。それは、「部屋をリセットしておく」ことです。

 

現在、汚部屋状態で散らかった部屋で生活されているのであれば、不要なものを捨て一度きれいにしておく必要があります。なぜなら、片付けは出したものを元に戻すことであり、日々のメンテナンスに当たるからです。そのため、不要なものが大量にある場合はメンテナンスができません。

 

したがって、部屋が散らかっているのであれば、まずは整理を行い不要品を処分することからはじめてください。これができて、ようやく片付けの習慣化をスタートさせることができます。

 

もし自分ではどうすることもできない状態であれば、弊社のような業者に依頼して部屋をリセットすることも考えてみると良いです。

 

片付けの習慣化は適切なプロセスで決まる

では、部屋がリセットされたことを前提として、確実に片付けの習慣をつける具体的な方法を見ていきましょう。

 

好きなことや自分にとって必要なことは、意識しなくても習慣になっている人は多いですよね。

 

例えば、テレビがあります。私はテレビを見る習慣はありませんが、周りはテレビを見る人がほとんどです。話を聞くと、仕事から帰ったら自然とリモコンに手が伸び、テレビをつけるという人がいます。

 

何か見たい番組があるから意識的にテレビをつけるのではなく、帰ったらテレビをつけることが当たり前という感覚の人が多いです。

 

その他、お酒が習慣の人や読書が習慣の人もいると思います。人は自分が好きなことのためならいつの間にか習慣になっているものです。ちなみに私はお酒が大好きです。

 

その一方で、苦手なことというのは意識しないと習慣にすることはできません。理由は単純で、やりたくないからです。習慣とは日々の継続した行動で形成されますが、やりたくないことを継続して行うのは難しいです。

 

したがって、やりたくない行動を習慣化するには、適切なプロセスを踏まなければ挫折してしまいます。それでは、苦手なことを習慣化するには、どのようなプロセスを踏めば挫折することなく習慣化できるでしょうか。

 

習慣はどのような推移で身につくのか

習慣を身につける前に、習慣がどのような推移で身についていくのかご覧ください。これを知ることで、挫折することなく新しい習慣を身につけることができます。

 

最初に理解してもらいたいことは、行動するためのエネルギーは、止まっている状態から動き出すときが最もエネルギーが必要になるということです。

 

例えば、自転車があります。自転車は漕ぎ出す時が一番エネルギーを使います。体重をかけ勢いよく漕ぎ出さないと自転車が倒れてしまうからです。しかし、いったん進み出せば、今度は惰性の力で走ることができるので大きな力は必要ありません。

 

新しい習慣を身につけるときも、自転車と同じようなエネルギーの使い方をします。つまり、新しい習慣を身につけようと行動しはじめたときが最も困難ですが、いったん習慣が身についてしまえばその後は小さな労力で続けることができます。

 

それでは、この最も困難な時期を乗り越えるには、どのようにすれば成功するのでしょうか。

 

緩やかに始める

新しい習慣を身につけるとき、まず行動を起こすことが難しいことがわかりました。このことを踏まえた上で、習慣化を成功させるには「緩やかに始める」ことが重要になってきます。

 

緩やかに始めるというのは、簡単な目標から始めるということです。これは単純ですが、非常に効果的です。いきなり大きな目標を目指しては失敗してしまいます。そこで、「この程度ならできる」と思える目標を設定します。

 

これは実際に私が経験し効果を実感しています。このとき私が習慣にしたかったことはジョギングです。片付けの仕事は基本的に肉体労働が多いです。そのため、数年前に体力をつけることを目的としてジョギングを始めようと考えました。

 

専用のシューズとウェアを買い込み、毎日5kmを目標にさっそく始めました。はじめのうちはとても調子がよかったのですが、3日目あたりから様子がおかしくなってきました。一歩踏み込むごとに膝が痛みを感じるのです。

 

これまでほとんど走ったことがない人間がいきなり無理な運動を始めたため、膝が悲鳴を上げ始めたのでした。速度を緩めたり、体重のかけ方を工夫したりして8日目まで頑張りましたがとうとう挫折してしまいました。

 

それから1週間ほど休養をし、痛みがなくなってきたのでジョギングを再開しようとしました。しかし、当時の私は「また痛くなるのではないか」「体力をつけるために膝を壊したのでは本末転倒」など、ジョギングをしたくない言い訳を並べ立て、結局その後1年以上ジョギングをすることはありませんでした。

 

しかし、本当の理由は体のことを心配したからではありません。走ることは苦痛であり、正直なところ全く楽しくなかったというのが本音です。

 

ただ、これではいけないと再度チャレンジしました。今度は前回の失敗を繰り返さないよう、毎日30分「歩く」ことから始めました。しかも、どれだけ体の調子がよくても、1ヶ月は走らず歩くことを目標としました。同じ時間、同じコースを歩く習慣を身につけようと思ったのです。

 

そして、それはいとも簡単に成功しました。それもそのはずです。歩くのは全く苦痛ではありません。むしろ適度な運動と疲労感でとても気持ちがいいのです。

 

いつもの時間が近づいてくると、体が勝手にランニングウェアを着ようとします。その他、私の家族もその時間が近づくと「そろそろ運動に行くのでしょ?」と声をかけてきます。

 

こうして1ヶ月で毎日歩くという習慣を身につけることができました。そこからジョギングに移行し、3km、4km、5kmと次第にステップアップしていったのです。

 

このように、はじめから大きな目標を掲げず、小さな目標から出発すると身体が徐々に慣れてきます。そこから少しずつステップアップしていけばよいのです。

 

目標設定の仕方

片付けを習慣にするときも、この「緩やかに始める」ことはとても効果的です。まずは「この程度ならできる」と思える目標を設定することが重要です。

 

登山の初心者がエベレストに登ることはできません。しかし、新しいことを始めようとする人はいきなりエベレストに登ろうとして失敗します。このとき失敗しないためには、まずは身体を鍛えることから始めなくてはいけません。

 

同じように、新しい習慣を身につけるには、はじめから大きな目標を立ててしまうと失敗してしまいます。したがって、最初は自分ができる範囲で片付けをしてみることが重要です。

 

小さな目標を設定する

はじめから完璧を求めてしまうと、片付けを習慣にすることは失敗します。したがって、失敗しないためには「小さな目標」を立てることが重要になってきます。

 

そこで、「1日3分間の片付け」を目標に習慣化を目指してください。毎日同じ時間に3分間だけ片づけをします。例えば、次のようなことです。

 

・寝る前の3分間だけ片づけをする。
・仕事から帰ってきて3分だけ片づけをする
・主婦の方なら、誰もいない昼間にする

 

などです。

 

「たった3分で何が変わるの?」と思われるかもしれませんが、実際にやってみると、この3分の大きさがわかるはずです。ゴミ部屋状態で3分間片付けても意味がありませんが、リセットされた部屋であれば3分の片づけで十分すぎる効果が期待できます。したがって、現在ゴミ部屋状態の方であれば、まずは部屋をリセットしておかなければなりません。

 

この3分間の片付けには、部屋を片付けることよりも、毎日3分間片付けをする習慣を身につけることに重点を置いています。そのため、片付けの精度よりも毎日行うことを意識して取り組んでください。

 

3分程度なら何とかできそうではないですか?

 

ここで重要なことは、片付けの意味を理解していることです。片付けとは、「元に戻す」作業です。例えば、「読み終わった本を本棚にしまう」「使った食器を食器棚にしまう」などです。

 

このように使ったものを元に戻すという単純作業であるため、誰にでもできます。そして、3分間の片付けが習慣として身についたなら、次は5分、10分とステップアップしていくことができます。

 

毎日行うことで習慣になる

習慣というのは、日々の行動で作られるものです。そのため、片付けの習慣を身につけるには、毎日続けることが重要になってきます。

 

毎日取り組むことで生活にリズムがつきます。また、自分の生活リズムに組み入れるので忘れることが少なくなり、さらに習慣になりやすいメリットがあります。

 

実際にやってみるとわかりますが、毎日3分間の片付けをしていると、いつの間にか10分、15分と長い時間片付けている自分に気づくはずです。これを自覚することができると、片付けに対する苦手意識がなくなっていきます。

 

期間はどれくらい必要か

新しい習慣を身につけるには、習慣になるまで続ける必要があります。ただ、どのくらいの期間で習慣が身につくのかは個人差があります。

 

したがって、片付けの習慣がどのくらいの期間で身につくのかに対する答えは、実際のところ「わからない」です。

 

ただ、私の経験上、真剣に取り組んだ場合は、1ヶ月ほど継続して行うことができれば習慣になるようです。実際に、私が歩く習慣を身につけることができたのは1ヶ月ほどでした。

 

また、私には6歳の息子がいるのですが、寝る前の片付けを習慣にしてもらおうと頑張ったときがありました。このときも、怒りを抑えながら根気よく片付けを促すことで、約3週間で注意しなくても片付けをしてくれるようになりました。

 

私の経験則ではありますが、まずは毎日3分間の片付けを1ヶ月続けることを目標にしていただくと良いかと思います。

 

アクシデントに対応するルール決め

片付けを習慣にするには、毎日行うことが重要です。しかし、1年を通してまったく同じリズムで生活している人は少ないです。

 

当然ですが、生活する中で突発的な用事や、仕事で疲れ果ててどうしてもやる気が出ないときがでてきます。ただ、そのようなことが続くと、「今日やらなかった自分」に対して罪悪感が生まれてしまいます。

 

そこで、できなかったときのルールをあらかじめ決めておくことで対応すると良いです。例えば、次のようなルールを事前に設定しておきます。

 

・夜できなかった日は、次の朝5分間だけやる
・次の日15分間やる
・部屋の変わりに職場のデスクを片付ける
・バッグの中を整理する
・財布の中を整理する

 

などです。突発的な用事ができたとしても、このようなルールを決めておくことで、柔軟に対応するようにすると良いでしょう。また、はじめから完璧なルールを決めることは難しいです。少しずつ微調整しながら自分ルールを作っていくようにしてください。

 

そして、たとえ毎日できなかったとしても、落ち込む必要はありません。なぜなら、またそこから始めると良いだけです。実際のところ、完璧に毎日行うことは難しいです。

 

ただ、一度失敗したから「もうだめだ」と諦めるのではなく、再度そこから出発するように心がけてください。あなたが失敗と思わない限り、失敗ではありません。そうしながらも続けることにより、片付けの習慣は必ず身につけることができるようになります。

 

きれいを維持する習慣

最後にもっとも重要なきれいを維持する習慣を身につける方法を見ていきましょう。

 

先述した1日3分の片づけが身につけば、一定のレベル以上は散らかることがない良い習慣です。しかし、デメリットもあります。それは、常に片付いていない状態になることです。寝る前までは散らかりっぱなしです。

 

一人暮らしの方であれば、1日で散らかる量もたかが知れています。したがって、1日3分の片づけでも十分です。

 

ただし、家族4人や5人でお住まいの方はそうはいきません。小さなお子様がいる家庭はなおさらでしょう。実際のところ、100%片付いた部屋を維持することは不可能です。ただ、常に50%程度は維持しておきたいものです。

 

そこで重要になってくるのが「拾う」習慣です。「床に落ちているものを拾う」「所定の位置にないものを拾う」という習慣を身につけます。一度ものを拾うとどこかに置かなければなりません。

 

・ゴミであればゴミ箱へ
・服であればクローゼットへ
・本であれば本棚へ

 

このように、拾うと戻すはセットになっています。したがって拾うことにさえ集中していると自然と元に戻すことができます。

 

「拾う」を習慣化する方法

3分間の片付けとは違い、常に意識しなくてはならないため難易度は上がります。3分片付けは、1日1回の片付けに集中すればいいので比較的簡単です。しかし、拾う習慣は所定の場のにない物を見かけるごとに行動しなくてはなりません。

 

そのため、そのつど意志の力を要するため最初のうちはかなり苦痛です。新しい変化を拒絶する人間の本能とあなたの意志の力比べです。この力比べが頻繁に起こります。

 

ただ拾うだけなのですが、やってみるととても難しいかがわかります。落ちているゴミは今すぐ拾わなくても生活に支障が出るとことはありません。この「今しなくても問題ない」という誘惑の力は絶大です。この誘惑を意志の力で押さえつける必要があります。

 

しかし、力で押さえつけるには限界があります。そこで、次のようなルールを設定します。

 

・自分の中で50%の片づけでよい
・子供のものには手をつけない
・自分の出したものだけ片付ける

 

などです。完璧に片付いた部屋を維持することは現実的ではありません。したがって常に「ある程度」片付いた部屋を目指します。上記では50%と書いていますが、20%、30%でもかまいません。残りは寝る前の3分片づけで十分対応できます。

 

重要なことは、毎日継続して習慣を身につけることです。そうすることで、きれいな部屋を維持することができるようになります。

 

拾う習慣のメリット

拾う習慣が身につくと、常にきれいな部屋を維持できるようになります。その中で、拾う習慣の最大のメリットは、圧倒的に労力が少ないことです。

 

これまで、散らかった部屋で暮らしてきた方は、ゴミがたまってから仕方なく片づけをしてきたはずです。大量のゴミの片付けはかなりの労力と時間を必要とします。

 

毎日3分の片付けは、その労力を分割して片付ける方法です。そして、拾う習慣は3分の片づけをさらに分割した片付け法になります。

 

  労力
ゴミ部屋の片付け 100
1日3分の片付け 1
拾う習慣 0.01

 

数値はイメージですが、「拾う」を習慣化できれば片づけをしているという意識はなくなります。あまりにも労力が少ないため、片づけをしているつもりはないのに片付いた状態を保つことができるようになります。

 

片付けの本やノウハウサイトなどには、「使い終わったら戻す」「すぐにしまう」などと書かれていますが、言葉でいわれても実行することは難しいです。

 

そもそも、そのようなことは言われなくてもみんなわかっています。わかっているにもかかわらず、「すぐにしまう」ことができないから悩んでいるのです。

 

すぐにしまうことができない方に必要なことは、どうしたらその行動ができるようになるのかを知ることです。その方法が「拾う習慣」なのです。

 

まとめ

部屋が散らかって片付けるのは「対策」です。そうではなく、きれいな部屋が散らかる前に「予防」するというのが拾う習慣の考え方です。習慣化することは簡単ではありませんが、拾う習慣を身につけることができたなら生涯あなたを助けてくれる資産になります。

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