長崎市|ゴミ屋敷の片づけ(おしっこペットボトル1000本)

作業・施工内容
今回ご紹介する事例は、20年間掃除をしたことがなく、ゴミでトイレがふさがった後、十数年にわたりおしっこをペットボトルにためていた部屋の片づけたときのものです。衝撃的な内容ですが、どうぞご覧ください。
ご相談内容
「寮代わりのマンションが取り壊しになったので部屋の片づけをお願いしたいです」
「ものすごいゴミの量ですけど大丈夫ですか?」
お問い合わせいただいたのは40代の男性。もちろん大丈夫なため、見積もり希望日をお聞きし伺うことに。男性からの依頼は状態の悪い部屋であることが多いため、覚悟を決めてお見積りに向かいました。
お見積り
ついた先は古い家屋やマンションが建て並ぶ一角でした。取り壊し予定ということでかなり古めのマンションです。この時は8月の真っ盛り。ジリジリとは肌を焦がします。
このマンションの5階。エレベーターは、、、なし(泣)。部屋の前まで来ると依頼主様がお待ちでした。
「見てもらうのも気が引けますが、とりあえず見てもらわないと始まりませんのでお願いします」
以下、実際の部屋の様子です。(掲載許可をいただきありがとうございました)
玄関から一切床は見えません。奥に進めば進むほどゴミの堆積量は増えていき、一番奥は人間の身長を超えています。かなり古いゴミもあることから、数十年放置されたものだと推測できました。ここで依頼主様から次のようなお話が。
「この部屋には約20年住んでいました。今の会社に入社してからずっとお世話になっていた部屋です」
「始めのうちはきれいとはいえないまでも、ここまでひどくなることはなかったのですが、徐々にこんな状態にしてしまったんですよ」
「現在は別の部屋に住んでおり、この部屋は1年以上放置しています。3日後には建物自体が取り壊しになるので早めに片付けてもらいたいのです」
とのことでした。3日間しか期限がないということでしたが、なんとかできると判断し、料金を算出。「それでお願いします」と即決していただけました。
作業内容
早速次の日から作業に入ります。作業自体はいつも通り玄関を片付け通路の確保し、手分けして次々と搬出していきます。↓の写真は玄関を片付けたところ。
順調には進みますが、部屋の熱気で倒れそうになります。8月の真っただ中、窓を開けられない、風が通らない状況での作業は困難を極めます。十分な休息と水分補給を繰り返しながら進めていきます。
今回の現場では、男性の方らしく、雑誌や漫画が大量にでてきます。20年前の週刊少年ジャンプを発見したときは、ちょっとした感動を覚えました。漫画ワンピースの第一話を見つけてしまい、スッタフと驚いたりもしました。
しかし、余裕があったのはここまでです。
これらの雑誌や漫画は2000冊を超えています。これをすべて階段で降ろさなくてはいけません。紙類は大量になるともっとも重たいごみになります。
作業を進めていくにつれ、どのペットボトルにも大量の「なにか」が入っていることに気づきます。通常汚部屋片付けの時は飲み残しのペットボトルが出てくることが多いので、それだと思っていました。しかし、飲み残しなら半部くらいは減っているものです。このペットボトルの中身は多すぎます。
中身をトイレに流してみるとアンモニア臭がします。どうやらすべて「尿」のようです。あまりの多さにまずはペットボトルだけ集めて一気に流す作戦でいきます。そのときまとめた画像が以下のもの。
これ、すべて尿です。写真に写りきれてないもの、すでに処分したものを含めると1000本は超えていたと思われます。スタッフの1名は尿捨てに丸一日かかりました。
スタッフの頑張りのおかげで3日目には予定通り終わりそうです。↓は終盤の様子。
そして丸々3日間かかってすべてのゴミを撤去できました。今回は取り壊し予定なので掃除はなしです。
最後に確認をしていただきます。空っぽになった部屋を見て「安心しました」と一言。安堵した顔になられていました。
弊社は相談しにくいゴミ屋敷片付けに特化した業者です。しかし、一度相談していただければ解決することができる悩みでもあります。まずはご相談ください。

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