北九州市|ゴミ屋敷の片づけ(ゴミ屋敷を放置するとこうなります)
作業・施工内容
ほかの事例紹介記事でもお伝えしていますが、ゴミ屋敷が嫌になり、つい逃げ出してしまったという方は珍しくありません。この場合数年放置された後、金銭的な問題、精神的な問題から「どうにかしないと・・」と考え直して弊社にご相談をいただきます。
このとき注意してほしいのが、ゴミを放置した後、部屋はどうなってしまうのか?ということです。今回は顕著にわかる内容でしたので、本人様の許可を得て紹介したいと思います。
ご相談内容
ご相談いただいた内容は以下のようなものでした。
「大家さんに内緒でゴミ屋敷にしてしまった賃貸を逃げ出しています」
「何度も大家さんから電話がかかってくるんですが、怖くて一度も出たことがありません」
「アークサービスさんのホームページをみて、こんなことではいけないと思って、お願いしたいと思ってご連絡しました」
「早く楽になりたいです」
「お願いするのが恥ずかしいので、できればお任せプランで会わずにできればと考えています。わがままを言いますがよろしくお願いします」
早く楽になりたい・・これは弊社にご相談をいただくほとんどの方の望みではないでしょうか。弊社にご相談いただければすぐにでも解決します。
お見積り
まずはお見積りです。今回はお任せプランのご希望ですので、私だけ現地に向かいます。この方は鍵をなくされており、窓から出入りしてください。とのことでしたのでその通りに。(数年間施錠はされていなかったそうです)
【駐車スペースには不用品が山積みです】
【部屋に入ったところ。必要なものは持ち出しているので全撤去をご希望】
【キッチンもそのままの状態です】
【ゴミが散乱している状態で生活していたとのこと】
【風呂場を見てわかるようにかなり古い物件です】
【玄関にも不用品が山積みです】
【数年間メンテナンスがされていないため、ひどい雨漏り状態です】
築40年くらいの賃貸平屋の物件です。古めの物件は日ごろのメンテナンスを怠るとこのような状態になる可能性が高いです。逃げ出してしまい、放置するとこのような弊害が出てしまいます。こうなると弁償です。(他にも悪くなっている箇所が出てきますので後ほど紹介します)
全体を確認し、適切な料金をラインでご提示。「それでお願いします」と即決でした。今回は電気、水道が止まっており、掃除はできる範囲で大丈夫ということでしたので、最後に掃き掃除をするところまででご契約です。
次の日には料金のお振込みがあり(迅速な対応ありがとうございました)、早速作業に取り掛かることになりました。
作業内容
作業内容はいつも通りです。しっかりと分別しながら進めていきます。途中、写真など処分していいのか判断に困るものが出てきた時は、その都度ラインで聞くことにしています。
全撤去と言われていても、大切なものを忘れていたり、やはり残しておきますと考え直したりがあるからです。人間ですからそんなこともありますよね。手間はかかりますが、これで喜んでもらえることはとても多いのです。
作業を進めていくと、この物件は非常に傷んでいることがわかりました。下の写真は風呂の脱衣所的な場所です。ゴミをどけると板自体に穴が開いていることがわかりました。湿気なのかシロアリなのか不明ですが、リフォームするしかない状態です。
入居者の不備でこうなると、入居者側が弁償しないといけません。ゴミ屋敷を放置すると、金銭面での負担が跳ね上がることを知っていただきたいです。
同様にキッチンの床も悲惨な状態でした。床材は剥がれ、一部は床が落ちています。作業中はかなり神経を使いました。今にも踏み抜きそうです。こちらも弁償することになると思われます。
気を使いながらの作業でしたが、予定の時間で作業は完了しました。以下でその時の様子をご覧ください。
水が使えないので汚れを落とすことができませんでしたが、ひとまずスッキリとなりました。ラインで完了報告をいたしますと、「本当に助かりました。ありがとうございました」と喜んでいただけたようです。
しかし、この後は大家さんとの話し合い、おそらくリフォーム代金まで請求されるのではないかと思われます。ゴミ屋敷を放置すると、無駄なお金がかかってしまうことを今一度認識していただきたいと思います。
あなたもゴミ屋敷問題でお困りでしたらご相談ください。無駄な家賃、無駄な修繕費は払わないようにしましょう。まずはご相談だけでもいただけると適切にアドバイスいたします。