福岡市早良区の遺品整理|公営団地のお片付け
作業・施工内容
福岡市早良区にある公営団地の遺品整理をしてほしいとご依頼をいただきました。
遺品整理において公営団地のお片付けはとても多いです。公営団地のほとんどはエレベーターがないため、自分たちで搬出することが難しいですね。
同じようにお困りの方は多いと思いますので、どのような流れで遺品整理が進んでいくのか参考にしてください。
ご相談内容
この時はお電話でお問い合わせいただきました。
「母が死んでしまって、実家の片づけをしていたんですが、退去日までに間に合いそうにありません」
「○/○までに片づけをお願いしたいんですが大丈夫ですか?」
「ある程度まで自分で片づけたり、親戚の方に声をかけて持って行ってもらったりしたんですが、それでもかなりの量があります」
「階段でおろすのも限界があってお願いしたいと考えています」
「そんな状態でも大丈夫でしょうか?」
とのことでした。途中まで自分で片付けをしたが、あまりの物量の前に挫折してしまう方はとても多いのです。さらにこれを階段でおろすとなるとそう簡単にはいきません。慣れた我々でもきついのですから、普段そういったことをしない方はなおさらきつく感じるでしょう。
まずはお見積りをさせていただくために、早良区の現場まで伺うことになりました。
お見積り
伺ったときには依頼主様と親戚の方がいらっしゃいました。親戚の方に使えるものがあれば持って行ってもらおうとされていたのですが、どうやら特に必要なものはない様子です。
私はといえばそんな会話の横で全体を確認しお見積りを算出していました。以下の写真をご覧ください。
間取りは3DK。少々散らかり気味ですが、それでもきれいに利用されていたようです。物量も平均的ではないでしょうか? 2トントラック換算で1.5台~2台分といったところ。
依頼主様の希望としては、「貴重品以外全撤去」といういたってシンプルなもの。退去日までに終わればいいので、そちらの都合で進めていただいてよいとのことでした。
算出したお見積りで即契約。金額にもご納得いただき、「気になっていたことがこれで終わるなら安いものです」と喜んでいただけました。
作業内容
今回は鍵をお預かりして作業を進めていきます。
いつも通り仕分けを行い、袋詰めをして搬出していきます。団地は階段が狭いところが多いので大型ごみの搬出には苦労させられます。ここでもそうでした。
なんとかいけると思ったタンスでしたが、階段の壁をこすりそうになったので、無理をせず解体して搬出することにしました。団地あるあるです。
女性の部屋を片付ける時は、やはり服が大量に出てきます。また、読書家だったようで書棚以外からも大量の本が出てきます。服や本は一つ一つは大したことありませんが、まとめると重量の出るゴミです。
遺品整理をしていて思ったのですが、一見散らかっているように見えましたが、服から小物に至るまで丁寧に整理されて保管されています。故人の几帳面な性格がわかるようでした。散らかって見えたのは依頼主様が必要なものがないか捜索していたからでしょうね。
ちなみに貴重品捜索はしっかりと行っています。タンスやダンボールの中もしっかりと確認。封筒や服のポケットもしっかり確認します。今回は小銭の入った貯金箱のみでした。
お掃除もばっちりと行い、最終的に以下のようにスッキリと完了。
依頼主様に確認いただいたところ、「うん、これで無事返せます。任せっきりでしたけどちゃんとやってくれてありがとうございました」と喜んでいただけました。
遺品整理はご家族でされる方も多いと思いますが、難しいところは業者に頼むと効率よく進みます。自分たちでは難しいと判断されたときはぜひご相談ください。