実績紹介


北九州市|ゴミ屋敷のお片付け(さようなら編)

北九州市|ゴミ屋敷のお片付け(さようなら編) Before

After

作業・施工内容

弊社にご相談いただくお客様の中には「うつ病」を患ってしまい、片付けができなくなった方は非常に多いです。ここで紹介する北九州市の女性のお客様も、同じように悩んでおられました。どのような内容だったのかご確認ください。

 

ご相談内容

「はじめて相談します。今は別のところに住んでいるのですが、前住んでいたマンションにゴミを溜め込んでしまい、そのまま放置して逃げ出してしまいました」

 

「すでに6年放置しており、家賃だけ支払い続けていますので非常に負担になっています」

 

「悩んでいろんな業者さんを探しているうちにアークサービスさんを見つけました。ホームページを見て、やっと相談する勇気がでてお電話した次第です」

 

「ぜひ助けていただきたいので、まずはお見積りをしてほしいです。大丈夫でしょうか」

 

このようなご相談をいただきました。非常にお急ぎでしたので、その日の作業が終わり次第お伺いすることになったのでした。

 

お見積り

20時過ぎにお会いしたと記憶しています。このときは依頼主さまと共に、ご主人さまもご一緒でした。

 

「こんな時間に来てもらってすみません」

 

「私はどうしても部屋に行けないので主人と見に行っていただいてもいいでしょうか?わがままを言ってすみません」

 

と何度も恐縮されていました。ということでご主人さまと一緒に部屋を拝見。実際の部屋の様子は以下のとおりです。

 

 

 

 

 

 

間取りは3DK。古いマンションによくある間取りです。そのどの部屋もが太ももからお腹辺りまでゴミが堆積していました。当然のことながら分別はされておらずバラバラです。

 

写真にはありませんが、玄関からこの状態でした。さらにこの部屋はエレベーターなし5階!非常にきつい現場であることが予想されます。ベランダも悲惨です。

 

一緒に部屋に来てもらっていたご主人さまは、数年ぶりに見る部屋の状況に対し唖然とされていました。後にお聞きしたところ、記憶の中ではこれほど多くないと思いこんでいたとのこと。

 

実は、このように記憶違いをされるケースは珍しくありません。人間、どうしても嫌な記憶というのは封印したくなるものです。

 

全体の確認を終え、適切なお見積を提示したところ、「はい、それでお願いします」と即決していただき、正式にご契約となりました。

 

少し離れたところで待ってもらっていた依頼主様(奥様)にも報告。内容にもご納得いただけたようで、「全ておまかせします。ぜひよろしくおねがいします!」「実は断られたりするんじゃないかと心配していました」「本当に助かります」と喜んでいただけました。

 

さて、ここからは弊社が気合を入れる番です。

 

作業内容

今回はすべてお任せとのことで、事前に鍵もお預かりしていました。

 

下の写真は作業中の写真ですが、あらゆるものが混在していることがおわかりいただけると思います。この仕分けには正直骨が折れました。

 

 

また、前述の通りここはエレベーターなしの5階の物件です。2トントラック5台分ものゴミを階下まで下ろすのに3日かかりました。

 

私(代表の梶塚)はもともと体力に自身がなくすぐにバテてしまいましたが、若く馬力のあるスタッフもさすがにヘトヘトの現場でした。筋肉痛がすごかったです(笑)

 

唯一助かったのが、このときが冬だったこと。これが夏場の作業であったなら、おそらく私は倒れています。

 

ちなみに6年も放置していると、便器の水も蒸発してしまいカラカラになっています。そうするとそこから悪臭や害虫が上がってくるため、長く放置している方は早めの対処をお考えください。

 

さて、スタッフの頑張りのおかげで以下の写真のように完全撤去ができました。

 

 

 

 

 

 

掃除では取れない汚れは弁償する形になりますが、これで心置きなく退去ができます。

 

最後に依頼主様に確認をとっていただきます。ずっと心に引っかかっていたゴミ屋敷がなくなったことにとても喜んでいただけました。そこでこのようなゴミ屋敷となってしまった経緯を聞くことができました。

 

「以前主人のお父さんの借金を肩代わりしていた事がありまして、そのことが原因で重度のうつ病になってしまいました」

 

「働いても働いても借金が減らなくて、なにもかもが嫌になりました。家事は一切にやらなくなって、ゴミはどんどん溜まっていくし、こんな部屋に住めなくて1年以上漫画喫茶で生活していたこともあったんですよ」

 

「見積もりのときに私が部屋まで来れなかったのは、当時の辛いことが思い出されて足がすくんでしまったからなんです。あのときはすみませんでした」

 

「これからは前を向いて生きて行けそうです」

 

 

とこれまでの半生を話してくださいました。長年片付けの仕事を行っていますが、皆さん誰にも相談できずに長い間心を痛めておられます。

 

誰にも言えなかったことを話せるようになって、一気に吹き出したかのように話していただけました。

 

最後に部屋を出るときに、「さようなら」と部屋に向かってつぶやいておられたのが忘れられない現場でした。

 

ゴミ屋敷問題は本当に相談しにくいものです。しかし、それを理由に後回しするとさらに相談しにくくなります。まずは相談だけでも構いません。ぜひお待ちしております。

関連ページ

関連ページ

ゴミ屋敷清掃、汚部屋の片付け、遺品整理業者をお探しならアークサービスにお任せください!女性に人気のシークレットプランを始め、一切接触無しでお片付けも可能です。

お問い合わせはこちら 実績紹介はこちら スタッフ紹介はこちら シークレットプランのご案内はこちら
プライバシーポリシー  /  特定商取引に基づく表記      Copyright (C) 2020 アークサービス. All rights Reserved.