北九州市|ゴミ屋敷のお片付け(家賃二重払い)
作業・施工内容
家賃を二重払いしてないでしょうか? 弊社をご利用いただく約1割程度の方が、今住んでいる部屋と以前住んでいた部屋の家賃を支払っておられます。
以前住んでいた部屋はゴミ屋敷状態で住めないため、新たに別の部屋を借りられている状態です。無駄な家賃と知りながらもどこに相談していいのかわからず何年も経過していることがあります。
今回ご相談いただいたお客様も、そのような方の一人です。
ご相談内容
「ホームページを拝見してラインしています」
「ゴミ屋敷を片付けていただきたいです。間取りが1LDKだったと思います」
「今はそこには住んでなくて5年ほど放置しています」
「自分が悪いので自分で処理しなくちゃいけないんだと思いますが、私ではもう手の施しようがない状態です」
「それと、申し訳ないのですが探してほしいものがあります」
「恥ずかしながら私は教師をしており、これまでの生徒に貰った記念品もゴミの中に紛れ込んでいます」
「申し訳ないのですが、記念品と貴重品があれば見つけ出していただきたいです」
「ご連絡お待ちしております」
このようなラインをいただきました。5年も放置されていたとのことで、5年間心が休まることがなかったことでしょう。
また、現実問題として5年分の家賃がかかります。例えば家賃5万円ですと、5万円×12ヶ月×5年となり、300万円もの大金を無駄にしてきたことになります。ただ、それでも相談できないのがゴミ屋敷問題の厄介なところでもあります。
今回ご依頼いただいたのは小学校の先生のようですね(フェイク入れてます)。生徒との思い出の品を探してほしいとのことですので、なんとしても探し出したいところです。
それはさておき、まずはお見積りです。料金にご納得いただいて初めてご契約となります。今回はラインで部屋の写真を送っていただきました。
お見積り
その時の写真が以下のものです。(掲載許可をいただきありがとうございます)
全体的に太もも辺りまでゴミが堆積しているようです。ゴミの内容もごちゃごちゃで時間がかかりそうな現場です。玄関を開けてすぐにもゴミが溜まっています。
この写真を元に料金を算出。ラインでお伝えすると、「それでお願いします」と即決していただけました。また、今回もお任せプランをご希望ですので、鍵の受け渡し方法などを打ち合わせ、お客様に不安が残らないように進めていきます。
作業内容
今回鍵は集合ポストに入れておいていただきました。ご希望としては、先述した思い出の品と貴重品以外全撤去。非常にわかりやすいためどんどんと進めていきます。
【玄関を作業する様子。まずはここを撤去しないと搬出ができません】
女性の部屋を片付けるときは必ず大量の服が出てきます。今回もものすごい量でした。ゴミの種類としては本当に一般的な生活ゴミ(弁当カス、ペットボトル、家具家電など)です。
生徒との思い出の品も見つかりました。バラバラになっているのではなく、本棚の一角にまとめてありました。きれいな状態で見つかってよかったです。
貴重品はハンコ、パスポート、小銭が見つかりました。これはひとまとめにして後ほど報告です。最後にお掃除を行うと、以下のようにきれいになりました。
無料清掃でできる範囲ではありますが、真っ黒だった水回りも退去できるレベルまできれいになっています。最後にこれらの写真をラインでご報告。お仕事中のようで返信は2時間後でしたが、
「完全におまかせしてしまってすみませんでした」
「本当に助かりました」
「もうこんな事にならないよう頑張らないといけませんね」
「思い出の品も見つかって嬉しいです」
「本当にありがとうございました」
とたくさんの感謝の言葉いただきました。これで来た休止の現場は完了です。
最近はお任せプランのご利用が非常に増えてきました。恥ずかしいので会いたくないというのは仕方のないことかもしれません。他人を部屋に入れることは抵抗があるものだと思いますが、弊社を信頼していただけることに感謝の念を禁じえません。
これからも正直に、誠実にお客様に対応していかなければと思います。