実績紹介

大野城市｜ゴミ屋敷のお片付け（友人に貸していたらとんでもない状態に！）

After

作業・施工内容

大野城市でゴミ屋敷・汚部屋片付けを行っているアークサービスです。

ここでは、部屋を貸していた友人に裏切られてしまった男性からご依頼いただいたときの事例を紹介したいと思います。

ご相談内容

「友人に部屋を貸していたのですが、ゴミを溜め込まれて私一人ではどうしようもない状態です」

「全部処分するのにいくら位くらいかかるのか見積もりしていただけますか？」

依頼主様からはこのようなお電話をいただきました。実はこのような事例は珍しくなく、友人、親戚、知人に貸したことがトラブルにつながるケースがあります。弊社へのお問い合わせでも、年間10件程度はこうしたトラブルによる依頼があります。

善意から貸していたとしても、このように裏切られてしまうと怒りも悲しみも感じてしまいますよね。私なら許せないです。

一人では片付けが難しいというほどの量ですので、まずはゴミの総量を確かめないといけません。まずはお写真を5枚ほど撮影していただき、その内容からお見積りをさせていただくことになりました。その時の一枚がこちらです。（許可をいただき掲載しています）

間取りは1LDKで、ゴミで床はほとんど見えない状態。特にお酒の空き缶とペットボトルが半端なく多いようです。

しかし、アパートの1階。しかも建物前にトラックを置けるスペースがあるとのことですので、作業は比較的ラクな部類に入ります。依頼主様のご希望としては、「引き払うので空っぽにしてほしい」という単純明快なもの。

料金を算出したところ即決。作業の日時をすり合わせ、依頼主様の都合により、3週間後に作業を行うことになりました。

現場は古い木造アパート。

依頼主様に「お早うございます。今日はよろしくおねがいします」と挨拶を行います。依頼主様は40代の男性。とても誠実そうな方で、事実言葉遣いや対応など非常に紳士的。

「遠いところまですみません。今日はよろしくおねがいします」と依頼主様。

まずは写真との相違がないか部屋を確認します。確認したところ、想定内の不用品の量でしたので、事前にお伝えしていた料金で大丈夫であることをお伝えしました。

「良かったです。失礼ですが、高額請求などの話も聞きますから心配していました」

「それでは全ておまかせします。私は近くで時間を潰していますので、終わりそうになったら携帯に電話をください」

とのことで退出されました。ここからは弊社が気合を入れて頑張る番です。

今回はすべて運び出すだけですので、スタッフ2名で休憩無しで一気に片付けました。搬出に3時間、無料清掃で1時間で完了です。2ｔトラック1台、軽トラック1台分になりました。

完了報告をすると大変喜んでいただけ、

「やはり早いですね。こんなに早く終わるとは思いませんでした」

「そういえば、見積もりのときから今日まで（3週間）友人と連絡とってみたんですが、やはりだめでした。完全に逃げられてしまったみたいです」

「僕は海外に出張することが多くて、しかも1年くらい平気で出張してるんです」

「その間家賃がもったいないのですが、今回の出張前にちょうど部屋を探していた友人がいたので、家賃を支払うことを条件に貸していたんですよ。こっちも都合がいいですしね」

「そしたらこんなんなっていました」

「しかも家賃も2ヶ月滞納しているので、今回のごみ処理費用と、滞納分を払わないといけないんです」

「で、当の友人は音信不通。逃げやがったんです。本当に悔しいですね」

「お金のことは諦めますが、裏切られたのがショックですね」

「う～ん、やっぱりお金のこともむかつきます（笑）」

「あ、でもきれいにしていただいて本当にありがとうございました（笑）」

と笑顔でお礼の言葉をいただきました。それにしても強い方です。私なら笑ってられないです。

ちなみに最初はご自身で片付けもやってはみたそうなんですが、あまりの物量に挫折。今回依頼をいただいたという経緯でした。笑ってお話されていましたが、、さぞ悔しかったことでしょう。

最後にこちらも最大限のお礼を述べ、大野城市の現場を後にしました。

ゴミ屋敷・汚部屋状態で誰にも相談できない方にこそ、勇気を出して相談いただけたらと思います。必ずお力になれるはずです。