作業・施工内容

弊社アークサービスはゴミ屋敷片付けに特化した専門業者です。そのため本当に様々な理由でご相談をいただくことがあります。今回はその中でも精神的な病気から「対人恐怖症」まで患ってしまった方からご依頼いただいたときの事例を紹介したいと思います。

ご相談内容

このようにとても丁寧に現在の状況をご相談くださいました。実は片付けができなくなる理由で非常に多いのが「うつ病」です。

うつ病は外出する気力が削がれたり、料理する気力が削がれるため、食事はコンビニ弁当やファストフードになりがちです。そのため弁当カスが大量に溜めてしまう傾向にあります。あわせてアルコールに依存してしまう方もおり、大量の空き缶空き瓶が散乱している部屋も珍しくありません。

弊社はいかなる理由でも片付けができずお困りの方を救うことを使命としています。そこでまずは部屋の状態を確認させていただくことになりました。

お見積り

今回は引越し準備ができる状況まで戻したいとのご相談でしたので、「問題ないこと」「人と合うのが怖い場合は写真を送ってもらえればお見積り可能なこと」をお伝えしました。するとすぐに以下の写真が送られてきました。（掲載許可をいただきありがとうございます）

部屋は床が見えない状態です。予想通り弁当カスやペットボトルが多いようです。

キッチンは生ゴミと汚れが強いようです。

玄関から廊下にかけてのゴミは少ないようです。これならすぐに終わります。

↓水回りもご覧の通りの状態です。

今回は一切会わずにお片付けを行う「お任せプラン」での対応ですので、このお写真で見積もりを確定します。適切な料金を提示すると、今回も即決していただきました。いつも思いますが本当にありがたいことです。この信頼にしっかりとお応えしないといけません。

お客様のご希望としては、

・明らかなゴミの撤去

・家具家電、服やバッグはそのまま

・ただし汚れが酷い服や変形したバッグは処分

・早くこの状態を改善したいので早めにお願いしたい

とのことで、鍵の受け渡しはポストから取り出せるようにしておくとのことでした。実際にはもっと細かく打ち合わせを行っていますので、安心してお任せいただけます。

作業内容

実際の作業内容です。鍵は約束どおりポストに入っており、お手紙も入っていました。そこにはきれいな字で「今日はよろしくおねがいします。熱中症対策のためクーラーをつけておりますのでそのまま使ってください」との文字が。

いや～ありがたいです。このときは9月の初旬でしたので本当に暑いときでしたので。ありがたく使わせていただきました。

あと、これは自慢になるんですが、弊社をご利用いただくお客様は本当に良い方が多い！　色んな場面でお気遣いいただけますし、なにより裏切られたことがありません。ありがたいことです。

それでは話を戻して作業の様子です。写真による見積もりは想像によるところが多いので、実際に部屋を見てみると写真では見えない部分のギャップがあります。今回も写真で見る以上にゴミがあること、夏ということもあり臭いもかなりありました。

写真見積もりは現地に行く手間が省ける反面、このようなことを想定して行わないといけません。たまに見積もりに失敗することもあります。ただ、そんなことで追加請求なんて絶対にしません。これは弊社の責任ですので。

作業自体はひたすら手を動かしていきます。今回もペットボトルの飲み残しが多い現場でしたのでそれなりに時間はかかりました。エレベーターのあるマンションでしたが、8階ともなるとこれも時間がかかります。

ゴミ撤去後はお掃除です。汚部屋の片付けでは↓のように何かしら床にこびりついています。これをヘラでしっかり除去。

ひっくり返ったままのこたつを戻し、斜めになっているベッドを元の位置に戻し、このようにきれいになりました。

水回りも見違えるほどですよね。お風呂の汚れが強かったため時間内には取れなかったのが悔しいです。最後に鍵をポストに入れて、、、

今回はこれで完了となります。最後に完了報告として上記の写真を送付。その後お礼のメールをいただきました。

とたくさんの感謝の言葉をいただきました。筑紫野市でゴミ屋敷状態でお困りの方は、ぜひご相談ください。きっとお力になれるはずです。