長崎市|ゴミ屋敷のお片付け(火災現場のお片付け)
作業・施工内容
今回は改めてゴミ屋敷は怖いな、と感じた片付け現場の紹介をしたいと思います。今回はいつも懇意にいていただいている解体業者様からのご依頼でした。
依頼内容
「火事があった現場の解体作業をするんだけど、残置物が多くて困っている」
「片付けに手が回らないからそちらにお願いしたいけどいけますか?」
とのことでした。こういった依頼は珍しいですが、今の現場が手一杯で対応できないと泣きつかれて依頼を受けることにしました。「写真を送るからざっくりでいいから見積もりをしてほしい」とのことでしたので写真でお見積り。送られてきた写真が以下のものです。
見事なゴミ屋敷です。火事があった現場とのことで、焼け焦げたゴミが写っています。この写真で見積もりを行ったところ、「OK、○○日までにお願い!」とのことでさっそく作業に入ることになりました。
作業内容
到着した現場は長崎市街にある古い8階建てのマンション。事前に簡易ロックの番号を聞いていたのでそれで入室することになっています。まず部屋の扉が壊されています。火事が起きた時点では無人だったのかもしれません。斧で扉を叩き壊した形跡があります。
簡易ロックをあけ入室すると、消火活動の名残で床もゴミもびしょびしょです。予想以上に状態が悪いです。さっそくゴミを袋詰していくのですが、水分を吸って「重!!」
このときは2名でいきましたが、3名で行くべきでした。失敗です。愚痴を言っても始まりませんのでひたすら手を動かし続けます。(↓途中経過)
ちなみ火元の上部にあった照明は焼けただれていました。
写真にはありませんが、一部の壁紙は真っ黒に煤けておりました。後にうかがった話では、タバコの不始末による火事で、溜め込んでいたゴミに引火したことが原因だそうです。ゴミ屋敷が火事の危険性が高いことは認識していましたが、実際に目の辺りにするとやはり恐怖を覚えます。
今回は災害ゴミということで処分料はかかりません。残置物(ゴミ)をすべてまとめ上げすぐにでも解体作業に入ることができるようになりました。解体業者さんにも喜んでいただけたようです。
普段は99%個人のお客様ですが、今回は珍しい依頼だったので紹介させていただきました。やはりゴミ屋敷は怖いです。脅すわけではありませんが、このような危険性がある部屋にお住まいなら早くきれいにしてしまいましょう。弊社がそのお手伝いをいたします。