筑紫野市|ゴミ屋敷のお片付け(離婚で何もできなくなりました)
作業・施工内容
様々な依頼を受けていると、寂しいお話もお聞きすることがあります。今回は40代男性の部屋のお片付けを行ったときの事例を紹介したいと思います。
ご相談内容
「部屋の掃除をお願いしたいです」
「必要なものも多いため私も一緒に片付けたいのですが、そういった感じでも大丈夫でしょうか?」
このような問い合わせは多いです。片付けをする場合はやはりご自身でないとわからないものもあるため、一緒にお片づけを進める方法をお勧めしています(完全にお任せいただくこともできます)。
もちろん大丈夫なことをお伝えし、まずはお見積りのために筑紫野市のアパートに向かうことになりました。
お見積り
筑紫野市のアパートにつきますと、わざわざ外に出てお待ちいただいてました。「少しわかりづらい場所にあるので待っていました」とのこと。お心遣いありがとうございます。
さっそく部屋を見せていただくのですが、「本当にひっちゃかめっちゃかなんで恥ずかしいですが、どうぞ」
実際の部屋の様子は以下のようになっていました。
2DKの部屋は床は一切に見えません。しかし、くるぶしから太もも程度の体積量なので、比較的ライトなお片づけです。お客様のご希望としては、
- 家具家電はそのまま
- 明らかなゴミの撤去
- 仕事道具や写真などを仕分けたい
とのことでした。「どうでしょうか?けっこうお金かかりますか?」とやはり料金面が気になるご様子。これは当然ですよね。私でも一番気になるところです。ここで料金をお伝えすると、「ではそれでお願いします。助かります」と即決していただけました。
作業は2日後、お客様と一緒に作業をすることになりました。
作業内容
朝の9時くらいから始めることになったのですが、お客様はジャージ姿で気合十分のようです。さっそく玄関から進めていきます。
明らかなゴミは弊社のほうでどんどん袋詰めし、搬出していきます。お客様にはスタッフを1名つけ、必要・不要をお聞きしながら仕分けをしていただきました。
作業をしながらゴミ屋敷状態になった経緯をお聞きすることになりました。
「ここは引っ越してきて2年くらいなんですが、こんな状態になると思ってもみませんでした」
「いろいろあって離婚したんです。不本意な離婚だったんでそれがきっかけで何もできなくなったんです」
「言い訳なんですけどね。とりあえず今回で心機一転したいと思っています」
と大変だった過去を笑顔で話してくださいました。詳しい事情は分かりませんが、心機一転したいというのはとても大事なことだと思います。
汚部屋で生活していると心も荒んでしまう方がとても多いんです。ぜひきれいになった部屋で気持ちも軽くなっていただきたいです。
作業は順調に進みますが、やはり量が多いので6時間ほどかかってしまいました。2トントラックほぼ満載といったところです。
お客様も最後の方はくたくたになられていました。でも終わってみると、「こんなに広かったんですね」「やっぱり気持ちいいですね」と大変喜んでいただけました。
アフター写真を取り損ねてしまいましたが、きれいになった部屋でリラックスしていただけたなら、っと思います。
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