投稿日：2024年4月12日 | 最終更新日：2024年4月19日

「実家に帰ったらひどいことになっていまして・・」

「両親ともに片付けが苦手でモノがあふれているんです」

このようなご相談は実はとても多いんです。久しぶりに帰った実家がゴミだらけ。もしくはものにあふれて足の踏み場もない。と嘆きの電話をいただきます。

でも自分は実家にいないので現実的に片付けが困難。う～ん、どうしたらいいんでしょうね。

ここでは実家がゴミ屋敷状態なので片づけたいが自力でも可能か、もし業者を使うなら安く済ませたいがコツはあるのかを解説していきます。

実家がゴミ屋敷になったら自力での改善は困難

「ちゃんと片づけて！と何度も言ってはいるんですが改善しなくて・・」とおっしゃる息子さん娘さんは多いです。

度合いにもよりますが、すでにゴミ屋敷状態で足の踏み場もない場合は自力（両親のみ）での片付けはとても難しいです。

ゴミ屋敷状態になるということは、ご本人様に片づける気がない、必要なものだから保管している、片づける体力がない、どこから手を付けていいのかわからないからそうなっちゃってるんですよ。

それで「片づけて！」といっても現実的には難しいです。さらに悪いケースですと親子間で対立してしまって喧嘩に発展するケースもよく見てきました。

自力（親子で協力して）で片付けをするには

でもそうは言ってられない状態だからここを見ていらっしゃると思います。

頑張って自力で片づけたい場合は、親子での話し合いが重要になります。まずはご両親だけでの片付けは難しいことを理解し、

などとご両親に理解をしてもらうことから始めてください。少々遠回りな気もするかもしれませんが、これが一番の近道です。

これまで何度も息子さん娘さんの依頼で強行で片付けをしてきましたが、親御さんのしょんぼりした顔が胸に刺さります。上でも書きましたが大喧嘩に発達することもあります。

でもここさえクリアすれば、あとは自分たちのペースでじっくりとすすめていくことができます。

これらを把握しておくと効率よく片付けを進めることができ、なおかつ最低限のお金で処分が可能です。もちろんそれなりの労力がかかることは理解しておき、気合を入れて片付けを頑張ってみて下さい。

業者を安く利用するコツ

ただ、現実的に遠方で帰省しにくい方もいらっしゃいますよね。もしくはあまりにも量が多すぎて自分たちでは無理と感じる方も。

そんなときは結局のところ業者を利用するのがコスパが良かったりします。でもできるだけ費用は抑えたいですよね。コストを抑えるにはどうしたらよいでしょうか。

一番のコスト削減は、なんといっても自分でできる範囲で片づけておくことです。緊急でない場合は上記を参考に少しでも総量を減らしてください。

そのほか事前に分別して袋詰めだけしておく、処分したいものをひとまとめにしておくなど、業者の手間を減らす工夫をしておくと安くなる可能性があります。

それともう一点。

相見積もりは必ず取りましょう。相見積もりとは複数の業者に見積もりを取ることです。同じ内容でも大きく金額が違います。業者ごとに見積もり方法が異なるため、思っていたより安くすむ可能性が高くなります。

その際にはどこまでやってくれるのか聞いておいてください。片付けだけなのか、掃除は？、収納までしてくれるの？などなど聞きたいことは事前に聞いておいてください。

ガンガン聞いてもらって大丈夫です。これらの質問にいやな顔をする業者ならやめておいたほうがいいでしょう。

まとめ

実家がゴミ屋敷状態でお困りの方は本当に多いです。

孫を連れていきたいけど汚すぎていくのが戸惑われる、実家に帰るたびにイライラすると嘆きの声を聞いてきました。

ただご両親だけでは改善は難しいので、一緒に片づけてあげてください。それが難しいときは業者を利用しましょう。第3者が入るとスムーズに進むことがあります。

それと最後に。

親御さんがあまりにも片付けに反対されるようなら片付けを断念するのも一つの手段です。

強行しても本当にいいことありません。わだかまりができて次の片付けが進まなくなります。あくまでも親御さんの許可を得て進めてください。

ほんの少しでも片付けいたら大成功という意気込みで実家の片づけを頑張ってくださいね！