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遺品整理を後回しにして空き家に不法侵入(空き巣)された実例と対処方法

このページでは空き家を放置したことにより空き巣被害に遭遇した方の実例を紹介したいと思います。この方は筑紫野市にお住まいで、実家が糸島市にあるという方でした。ご相談内容は以下のようなものでした。

 

空き家に侵入された事例

 

「主人の実家が糸島市にあって、ご両親もなくなって誰も住んでない家があります」

 

「休みの日を使って自分たちで少しずつ片付けをやっていたんですが、先日空き巣に入られたようなんです」

 

「空き家に泥棒が入るなんて、まさか自分たちがそんな目にあうとは思いませんでした。」

 

「どうも裏口の鍵を壊して入られたようなんですが、ちょっと怖くなって」

 

「これを機に実家の片づけをお願いしたいと思います」

 

というご相談でした。空き家には様々なトラブルがあり、空き巣に入られる事例もあることは知っていましたが、実際にご相談を受けたのはこのときがはじめてです。実際に被害にあった空き家を撮影させていただきましたので、参考にご覧ください。

 

 

あらゆる場所が荒らされていることがおわかりいただけると思います。貴重品は持ち出していたため、実質的な被害はないとのことでしたが、「鍵が壊されたこと、実家が荒らされたことが辛い」とおっしゃられていました。

 

ご希望により残された家財をすべて撤去させていただきました。

 

空き巣被害に合わないために

ここで空き巣被害にあわないためには何が大切かお伝えしておきます。

 

  • 庭の手入れ
  • 郵便物を溜め込まない
  • 死角を作らない
  • 近所付き合いを大切にする

 

一つずつ見ていきましょう。

 

庭の手入れ

まずはなんといっても庭の手入れです。ひと目見ただけで空き家である可能性が高いとわかります。こうなると空き巣のターゲットになりやすいのはおわかりいただけると思います。

 

空き家管理でもっとも重要と考えるのが美観の維持です。庭の手入れはその最たる場所と言えるでしょう。

 

ただし、庭の手入れは正直なところ大変です。特に夏場の雑草の伸びはとてもつもないです。弊社をご利用いただくお客様の8割は庭の手入れがもっとも大変と言われます。一定の水準を保つことは労力を伴うことを認識しておきましょう。

 

 

郵便物を溜め込まない

庭の手入れや外観の維持に付随して、ポストの管理も重要となります。こちらも外から以上がわかるため、ポストからはみ出た郵便物があるだけで空き家であるとわかります。

 

郵便物が長期間風雨にさらされ日焼けしていたり、数ヶ月前の新聞がポストからはみ出ていたりする点も泥棒は見逃しません。不要なチラシ対策にテープが貼られていたりするのも空き家の目印になります。

 

ちなみに上記で紹介した空き巣に入られた方の家は、まさに雑草が伸び放題、郵便物は散乱し放題と悪条件が重なっていました。こういった家屋は泥棒の格好の標的となります。

 

近所付き合いを大切にする

近所のおじさんおばさんと良好な関係を保つことも重要です。(財)都市防犯研究センター「JUSRIリポート」によると、侵入犯が犯行をあきらめたダントツの1位が、「人の目がある」「声をかけられた」なのです。

 

こういった地域の見守りを大切にしましょう。そのためには、帰省したときの挨拶や、空き家を正しく管理して近隣に迷惑がかからないようにしておくことが大切であると感じます。

 

まとめ

ここでは実際に空き巣に入られてしまった方の実体験をもとに紹介してきました。犯罪被害にあってしまうと、実質的な損害がないとしても、心理的に大きな負担を感じてしまいます。この方も、「ここに泥棒が入ったと思うと怖いです」と声が沈んでいました。

 

ご自身でできる対策を行った上で、片付け等でお困りの時はご相談ください。

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