いざ処分考えると非常に厄介なのが食器棚です。大きく重量がある上、ガラスなど危険な素材もついています。このような食器棚はどう処分するのが正解なのでしょうか。

ここでは福岡市にお住まいの方が食器棚を処分するための情報に絞ってお伝えしていきます。

食器棚はリユースできる？

食器棚はリユース（売る、譲る）ことはできるのでしょうか？　結論から言えば、できます。ただし、見た目がキレイで比較的新しいものに限ります。多少の擦り傷や汚れ程度なら問題ありません。まずは近隣のリサイクルショップに問い合わせて、出張査定やライン査定で買取可能か確かめてみてください。

ジモティーを利用して必要とする人に譲り渡しこともできます。できますが、食器棚は運搬が非常に難しいため、出品してもなかなか貰い手がつかないようです。期間を決めて期間内にマッチングしない場合は、以下の処分方法を検討してみてください。

食器棚を自分で処分する

食器棚は自分でも処分できます。実は福岡市のゴミ袋の大きさまで解体できれば、ゴミ袋に入れてゴミとして出すことができます。非常に手間ではありますが、解体する場所、道具、時間がある方は挑戦してみてはいかがでしょうか？　ゴミ袋の口がしばれる大きさまで小さくしないといけないため、とてつもない労力が必要なことをお伝えしておきます。

自分で解体できなくても、ご自身で処分場に持ち込むことで処分することができます。手順は以下の通り。食器棚のガラス部分は事前に取り外しておきます。

搬入できる施設は以下の通りです。

●燃えるゴミ

食器棚を粗大ごみとして出す

車をお持ちでない場合は福岡市の粗大ごみ回収サービスを利用するとよいでしょう。手順は以下のとおりです。

という手順で行います。（詳しくは福岡市の粗大ごみの出し方を参照）

粗大ごみ処理券の料金は次のとおりです。

非常に安価に処分できますが、こちらもご自身で指定の場所まで移動させないといけません。協力者がいらっしゃらない方は、利用が難しいかもしれません。また、希望の日に取りに来てくれるわけではなく、回収日が決まっているため急ぎで処分したいときは利用しづらいデメリットがあります。

不用品回収業者を利用する

ご自身では処分が難しい、すべてお任せしたいという方は片付け業者を利用するとよいでしょう。行政サービスと比べると割高であるデメリットはあるものの、希望の日時に作業してくれ、引き取りから処分まですべて行ってくれるので非常に便利です。

他にも不用品がたくさんある、一気に部屋を片付けたいといった場合にも対応できますので、時間がない方などは業者の利用を検討してみてはいかがでしょうか？

まとめ

食器棚は処分する際に最も手間のかかる家具の一つです。遺品整理や空き家の片付けの際にもご自身では処分できず途方に暮れる方もいらっしゃいます。

ただし、処分の方法がわかっていれば今の自分の条件に合わせて処分することができます。諦めずにできる方法で処分してみてください。