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遺品整理で現金発見!へそくりはココにある!

投稿日:2024年6月11日 | 最終更新日:2024年6月11日

 

遺品整理をしていると、思わぬ場所で現金が見つかることがあります。でも、どこを探せばいいのか知らなければ、探し出せないかもしれません。

 

この記事では、高齢者がよく使う“隠し場所”を具体的に紹介します。大切な人が残したお金を見逃さないための参考になります。見つけた後の対応方法も解説していますので、最後までご覧ください。

 

なぜ遺品整理中に現金が発見されるのか

遺品整理中に現金が発見されることは少なくありません。特に高齢者が残した遺品の中には、本人も忘れてしまった現金や家族に知らせずに隠していたお金が見つかることがあります。このような現金が発見されると、家族にとって良い意味でも驚きとなります。

 

高齢者のへそくり文化

高齢者の中には、へそくりとしてお金を貯める文化があります。これは何かあった時の不安を減らすための手段として広がっており、特に戦後の厳しい時代を生き抜いた世代にとっては一般的な行動です。

 

へそくりは家庭の非常時に役立つという考えから、無駄遣いを控え、少しずつお金を貯めていく習慣が身についています。

 

タンス預金

タンス預金とは、銀行に預けずに家庭内の引き出しやタンスなどに現金を保管しておくことを指します。高齢者の中には、「信用できない銀行に預けるよりも、自分の手元にある方が安心だ」としてタンス預金を選ぶ人が多いです。

 

ただし、タンス預金は盗難のリスクが高く、火災などで失われる危険性もあります。そのため、現金の保管場所については家族とよく話し合っておくことが大切です。

 

家族に知らせずに隠していたお金

高齢者の中には、家族に知らせずにお金を隠している場合もあります。これは家族との信頼関係や、生活費の管理に対する不安感からくるものです。

 

例えば、医療費や介護費用を自分で確保しておきたいという思いが背景にあります。こうしたお金は予期せぬ場所から発見されることが多く、遺品整理の際には注意深く確認することが必要です。

 

本人も忘れていたお金

また、本人自身が忘れてしまったお金も存在します。年月が経つうちにへそくりの存在を忘れてしまい、思いもよらない場所で発見されることがあります。

 

このような場合、現金が見つかると同時に微笑ましいエピソードが生まれることもあります。家族が「こんなところに隠していたんだ」と驚く場面は、大変な遺品整理のなかで笑いが出る楽しいひと時です。

 

次に、へそくりが隠されている場所や具体的な発見例について詳しく見ていきましょう。高齢者がどのような場所にへそくりを隠しているのか、その工夫や意図がわかると探しやすくなります。

 

へそくりが隠されているのはここ!

 

遺品整理をしていると時折、予期せぬ現金が見つかることがあります。その一つが「へそくり」です。へそくりとは、家庭や個人のために秘密裏に貯められたお金のことです。しかし、どこに隠されているのかを知っていると、見つけやすくなります。ここではよくある隠し場所を挙げてみましょう。

 

タンスの中や裏

タンスの中や裏は、昔からへそくりの定番の隠し場所です。現金が見つかる確率は一番大会のもタンスです。特に洋服や下着の中に現金が紛れていることがあります。また、タンスの裏側の空洞部分に隠しているケースもあります。

 

見つけるのは困難ですが、隠し引き出しがあるタンスもあります。引き出しの底板を取り外してみると、そこにも秘密の隠し場所が現れるかもしれません。

 

仏壇回り

仏壇は祖先を祭る場所であり、家の中でも神聖な場所とされています。そのため、安心して現金を隠せると考える人が多いです。仏壇の引き出しや、仏像の裏、さらにお供え物の容器の中なども、へそくりを隠す場所として適しています。

 

家電の下

冷蔵庫や洗濯機の下も、見落としがちなへそくりの隠し場所の一つです。特に重い家電の下は、普段掃除する機会が少ないため、隠すには持ってこいの場所です。家電を動かして確認すると、意外な発見があるかもしれません。

 

実際に洗濯機の下から1000万円分のゴールドバーが出てきたことがあります。発見した時は遺族の方も手が震えていました。

 

戸棚

家庭のあちこちにある戸棚も、へそくりを隠す場所としてよく利用されます。特にキッチンの戸棚や、洗面所の戸棚などが狙い目です。ここでも実際にあったのが、戸棚の中に置いてあった梅干を漬けるツボの中に現金が隠してありました。

 

本やアルバムの間

本棚に保管されている本やアルバムの間にも、現金が隠されていることがあります。特に古い本や滅多に手に取らないアルバムの中が要注意です。本の中に封筒を挟んだり、ページの間に現金を挟むことで見つかりにくくしています。

 

本の間に隠されていた場合、見つけるのが非常に難しいです。少量なら一つ一つ確認することもできますが、本が膨大だと時間をかけて確認するしかありません。

 

寝室

寝室は一日の大半を過ごす場所であり、個人のプライバシーが保たれるため、へそくりを隠すには最適な場所です。ベッドの下、枕カバーの中やマットレスの間に現金が隠されているケースが多いです。

 

寝ている間に盗まれないか、常に近くに現金があるほうが安心だ、という心理から寝室に隠すことが多いです。

 

ポケットの中

ポケットの中にも小銭やくしゃくしゃのお札が出てくることがあります。こちらは隠していたというよりも忘れていたというほうが正しいでしょう。

 

財布を持たずに裸銭の方は珍しくありません。脱ぎ捨てた後そのまま放置された服を持つとチャラチャラと音が鳴ります。遺品整理を進める中で音にも注意を払うといいでしょう。

 

ダンボールの中

家庭内にあるダンボール箱の中にも、へそくりが隠されていることがあります。特に使わない日用品や思い出の品物が入ったダンボールが怪しいです。ダンボールを開けて中を確認してみることをおすすめします。

 

一度あったのが、押し入れの一番奥に隠されていた段ボールの中すべてが100円札の束が埋め尽くされていました。100円札でもこの量になると100万円は優に超えていたと思います。当時の貨幣価値だとものすごい大金が家に隠されていたことになり、遺族の方も半分呆れていたのが印象的でした。

 

へそくりがない場合も多い

ただし、すべての家庭で必ずしもへそくりが見つかるわけではありません。

 

中には家計をきちんと管理している家庭もあり、隠しておく現金が存在しない場合も多いです。そのため、遺品整理を行う際には、あまり期待せず、発見があればラッキーという気持ちで臨むことが大切です。

 

 

 

遺品整理で現金発見後の対応

遺品整理中に現金を発見した場合、どのように対応するかについて解説します。

 

発見した現金の保管方法

まず、整理中に現金を発見した場合の適切な保管方法についてお話しします。

 

現金は、郵便物や日用品などと一緒に放置せず、専用の保管箱や金庫に収納することが重要です。鍵付きで安全な場所に保管して、不正利用や紛失を防ぎましょう。もし現金が事故や火災による被害を受けないよう、防火対策も考慮する必要があります。

 

何が見つかったか家族に伝える

次に、見つかった現金や貴重品について家族にどのように伝えるかを考えてみましょう。まず、発見した現金の総額や位置を明確に記録しておきます。

 

誤解を避けるため、証拠写真を撮るのも有効です。見つけた現金を全員に公開することで公正さを保ちます。家族全員が納得できる形で財産分与の話を進めるよう心掛けましょう。

 

法律的な手続きと税金の留意点

最後に、法律的な手続きと税金の留意点についても知っておきましょう。

 

遺産を分配する際には、必ず遺産分割協議書を作成し、全員の署名と印鑑をもらっておきます。

 

さらに、遺産には相続税がかかることがあるため、税理士に相談して適切な申告を行いましょう。特に、大額の現金を発見した場合、税務署への申告が必須です。これを怠ると、将来トラブルになる可能性があります。

 

現金の発見と管理には慎重さが求められます。上記の手順を踏まえ、家族の協力のもと対応すると良いでしょう。適切な準備と手続きを行うことで、トラブルを回避し、円滑な遺品整理が進められます。

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