下関市でタンス・食器棚・収納箱を処分する4つの方法
投稿日:2024年2月19日 | 最終更新日:2024年5月2日
実家の片付けや遺品整理で必ず出てくるのがタンスや食器棚などの収納家具です。細かなゴミはゴミステーションに捨てられますが、大きなタンスは簡単には捨てられません。そこでこのページでは、下関市においてタンスや食器棚などの収納家具を処分するための方法をわかりやすく解説していきます。これからお片付けの方はお役立てください。
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タンスや棚はリユースできる
処分する前に考えたいのがリユース(売る、譲る)です。比較的きれいなものはぜひリサイクルショップに査定してもらいましょう。おおよその目安ですが、「5年以内の製品」「見た目がきれい」であれば買取してもらえるはずです。最寄りのリサイクルショップで構いませんので、問い合わせてみましょう。
ちなみに一昔前の黒っぽい家具や、深い紫色の家具は売れないとお考えください。例えば↓のような家具です。
こういった「濃い色」の家具は20年くらいに前に流行った色で、婚礼家具などに使われていました。今では人気がないため買取対象にはならないようです。
また、値段が使いないタンスや食器棚でも、ジモティーなどの無料掲示板に出品することで引き取り手を見つける方法もあります。ただし、運搬が難しい大型家具は取引数自体が少ない傾向にあります。出品したものの問い合わせがまったくないということも考えられます。もし利用する場合には、例えば1週間で決まらなかったら諦めるなど目標を決めて出品することをおすすめします。
タンスや棚を自分で処分する
リユースが難しい場合は処分することになります。
まずは自分で処分する方法をお伝えしておきます。かなりの力技ですので参考程度にご覧ください。下関市では「指定ごみ袋に入る大きさまで小さくすることでゴミステーションに出せる」のです。
例えば電動ノコギリを使って、タンスを小さく切断し、下関指定の燃やせるゴミ袋に入れることで処分が可能です。条件としては「木製部分のみ」「口がしばれる」「1袋10kgを超えない」ようにすれば定期回収で回収してもらえます。
当然のとこですが解体、切断は大変な労力を伴います。ただ、ゴミ袋代だけで処分できますので、腕に自身がある方は挑戦してみても良いかもしれません。(金属やガラス部分は専用の袋で処分してください)
現実的な方法では、ご自身でクリーンセンターに持ち込む方法があります。この方法ですと車が必要となりますが、あなたのタイミングで処分が可能です。利用できる施設は以下の通り。
施設名 | 所在地 | 可燃 | 不燃 | 備考 |
クリーンセンター響 | 山口県下関市豊浦町大字宇賀3528-12 | ○ | ○ | 粗大ごみも可能 |
吉母管理場 | 山口県下関市大字吉母字舟頭332-1 | × | ○ | 電池は不可 |
奥山工場 | 山口県下関市大字井田字桑木378 | ○ | × | 古紙などの資源ごみは不可 |
※受付日:月曜日から金曜日まで(祝日も持込可能) 、土日、年末年始休館
※受付時間:8時15分から16時まで
クリーンセンター響:083-776-0321
吉母管理場:083-286-2803
奥山工場:083-257-5311
- 受付(身分証明証、車検証の提示)
- 車ごと計量
- 誘導に従いゴミを下ろす
- 再計量
- 支払い
タンスや棚を粗大ごみで出す
クリーンセンターの利用が難しい場合は下関市の戸別回収(粗大ゴミ回収)で回収してもらうことができます。利用手順は以下の通り。
- 粗大ごみ等受付センター(083-254-5380)に電話で申込み、もしくはネット申込み
- 処理券は、100円券・300円券・500円券(組み合わせて利用可能)
- 粗大ごみにステッカーを貼り、収集日の午前8時30分までに指定場所に出す
粗大ごみ処理券はコンビニやドラッグストアで販売されています。
3辺の和が150cm未満(樹脂製のみ) | 100円 |
3辺の和が200cm未満(上記の物を除く) | 300円 |
3辺の和が200cm以上300cm未満 | 500円 |
3辺の和が300cm以上400cm未満 | 700円 |
3辺の和が400cm以上 | 1000円 |
タンスや棚は大きさにより料金が異なります。例えば↓のタンスは幅70cm、高さ90cm、奥行き40cmだったとします。
この場合「70cm+90cm+40cm=200cm」となり、500円の粗大ごみ処理券を購入する、ということになります。
戸別回収では1度につき15点まで出すことができます。予約時に日程を決め、当日の8:30までに指定の場所に出す形になります。部屋に入っての運び出しには対応されていませんので、ご自身か、協力者に手伝ってもらって指定の場所に出しておきましょう。
不用品回収業者を利用する
ご自身では処分が難しい、すべてお任せしたいという方は不用品回収業者や片付け業者を利用するとよいでしょう。行政サービスと比べると割高であるデメリットはあるものの、希望の日時に作業してくれ、引き取りから処分まですべて行ってくれるので非常に便利です。
他にも不用品がたくさんある、一気に部屋を片付けたいといった場合にも対応できますので、時間がない方などは業者の利用を検討してみてはいかがでしょうか?
不用品回収は5,000円~お受けいたします。 |
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弊社が部屋の片付けや遺品整理で非常に忙しく単品の回収には対応できておりません。 不用品回収に関してはいつもお世話になっている良心的な業者を紹介いたします。 地域によっては出張料がかかります。 金庫などの処理困難物、医療系廃棄物などは対応しておりません。 |
まとめ
ここではタンスや食器棚、本棚といった収納家具の処分方法を解説してきました。
下関市では、「リユースする」「クリーンセンターに持ち込む」「戸別回収」「不用品回収業者に依頼」の4つの方法があります。やはりご自身で処分するのがもっとも節約になりますが、大型で重量のある家具は簡単に持ち出せるものではありません。
協力者がいない方などは、民間の不用品回収業者や片付け業者を利用すると良いでしょう。あなたの状況に合わせてお選びください。
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